【チャクラ瞑想】7つのチャクラを開き、心身を浄化する方法|太陽と大地のエネルギーで癒しを
イントロダクション
このことに気づいたとき私は とても驚いたものです。
――数千年のヨガと100年の医学が、ひとつに溶け合うとき
「心を落ち着けたい」「整えたい」と思った瞬間、
ふと胸や喉、みぞおちに“詰まり”のようなものを感じたことはありませんか?
それは偶然ではなく、古代インドのヨガが語ってきた
**7つのチャクラの“エネルギーの声”**です。
そして驚くべきことに、
チャクラが示す7つの領域は、
ドイツ医学が体系化した自律訓練法の7つの公式と
ほとんど完全に対応しているのです。
数千年の精神文化と、
100年の科学的メソッドが、
まるで鏡合わせのように同じ「心身の動き」を指し示している——。
この事実に気づいたとき、
私自身、長年の瞑想経験と自律訓練法の理解が
ひとつの線で繋がっていく感覚を覚えました。
難しいヨガ哲学を学ばなくても、
スピリチュアルに偏る必要もありません。
自律訓練法の“身体から整えていくプロセス”を通じて、
チャクラが流れるエネルギーの階層を
そのまま体感することができるのです。
この記事では、
チャクラの7段階と自律訓練法の7つの公式がどう重なるのか?
そして、
日常の言葉で誰でも理解できる「チャクラ瞑想」のプロセス
を、全6回のシリーズとしてわかりやすく解説します。
ヨガの世界観に興味がある人にも、
科学的アプローチが好きな人にも、
どちらにも響く“心身統合の地図”を、これから一緒に見ていきましょう。
<辻 冬馬>
目次
- 1 全6回のヨガと自律訓練法の照合シリーズ
- 2 自律訓練法背景公式をヨガのチャクラをイメージしながら練習する|瞑想しながら身に着く自律訓練法:第1回
- 3 自律訓練法温感練習をヨガの第3チャクラで練習する|瞑想で身に着く自律訓練法:第2回
- 4 ヨガ第4チャクラ(胸)と自律訓練法第3公式(心臓)は同じ作用をする|瞑想しながら身につく自律訓練法:第3回
- 5 ヨガ第5チャクラ(喉)と自律訓練法第4公式(呼吸)の原理は同じ|瞑想しながら身につく自律訓練法:第4回
- 6 ヨガ瞑想第6チャクラと自律訓練法第6公式はどちらも額を感じる練習|すべてを見つめる視点とは?:第5回
- 7 第7チャクラの至高の場所と自律訓練法の到達点=自律性状態|生命の根源的意識状態はすべてを癒す:第6回
- 8 チャクラ瞑想を日常の言葉でわかりやすく解説した記事です
- 9 まとめ
全6回のヨガと自律訓練法の照合シリーズ

ヨガの7つのチャクラを感じるとき
人間は樹木のようにどっしりと大地に根を下ろし
樹木のように全身で風を受けて
樹木のように天高く光を受け止めます
上から降りて来る光合成の光のエネルギーと
下から昇ってくる大地のエネルギーが
混ざり合うとき
変性意識状態の境地に入いりますが
そして それは自律訓練法で到達する境地でもあるのです
ヨガも自律訓練法も 瞑想というのは
樹木になりきる心身の姿勢なのかもしれません
自律訓練法背景公式をヨガのチャクラをイメージしながら練習する|瞑想しながら身に着く自律訓練法:第1回
大地からのエネルギーを取り入れて どっしりと安定して座る
それが第一チャクラと第二チャクラのイメージです
自律訓練法の背景公式は「気持ちがとても落ち着いている」を唱えることですが
このとき
第一と第二のチャクラに意識を向けると自然に心が落ち着いてきます
その場所に 自分が確かに存在している という気持ちにもなってきます
自律訓練法温感練習をヨガの第3チャクラで練習する|瞑想で身に着く自律訓練法:第2回
第3チャクラは第一と第二のチャクラが下腹や骨盤したあたりで作ったエネルギーを
全身に運ぶための火柱です。背骨の付け根あたりをイメージします
チャクラは 順番にクリアしていくことでより上位のチャクラを味わうことができるので
第三チャクラは第一、第二があっての上です
自律訓練法では手足やお腹の温感に対応し、その温感が全身に駆け上ることをイメージしていきます
自律訓練法が手足、お腹の温感なのにチャクラは背骨のイメージだから
難しいと思う方もいらっしゃるかもしれませんが
肝心なのは 体内に温感やエネルギーを感じるということです
ヨガ第4チャクラ(胸)と自律訓練法第3公式(心臓)は同じ作用をする|瞑想しながら身につく自律訓練法:第3回
第4チャクラと第3公式もお互いのイメージをサポートしあうものです
第4チャクラは胸が開くイメージであり
第3公式は心臓の鼓動を感じるメソッドです
いずれも意識を胸あたりに向けるのです。
自律訓練法で心臓鼓動体感は難易度が高いのですが
第4チャクラを感じるのは比較的簡単です
チャクラでは胸が開くことで苦しみを受け入れます
胸がつかえたとか胸が締め付けられるとかいいますよね
そうした苦しみを解放するのが第4チャクラです
第3公式の心臓の鼓動を感じるは
すべてを受け入れて静かに鼓動する心臓をイメージするのです
ヨガ第5チャクラ(喉)と自律訓練法第4公式(呼吸)の原理は同じ|瞑想しながら身につく自律訓練法:第4回
「喉」を感じる第5チャクラと「呼吸」を感じる自律訓練法第4公式は
同じものと捉えて問題ありません
自律訓練法の呼吸を感じる公式は
それまでの温感と重感によって心がなめらかになり
その結果落ち着いて深くなった呼吸を感じるものです
良い呼吸をしようとするのではなく
結果として良くなった呼吸を感じてみるというものです
そして第5チャクラは
自分の声を豊かに外界に発信するための作業です
のどに言葉が詰まっているとか
言葉を飲み込んだとか言いますよね
そういう精神的なのどのつまりを解消するのが第5チャクラ
そのとき呼吸はより深い充実に入っています
ヨガ瞑想第6チャクラと自律訓練法第6公式はどちらも額を感じる練習|すべてを見つめる視点とは?:第5回
額を感じる瞑想は 自分の身体の内側としては完成した状態の瞑想です
第6チャクラは額、そして自律訓練法第6公式は額を涼しく感じる練習ですので、
両方とも順番として6番目で両方とも場所が額です
なので互いに意味を確かめ合うことが一番分かりやすいです
額の涼しさを感じたらそれは第6チャクラが開いた証拠
こうして自律訓練法はヨガ瞑想とシンクロしていくのです
いずれの場合も静かにはるかに見つめるというのが
額の役割です
そのためには心の目 心眼が額で開くというイメージも有効です
第7チャクラの至高の場所と自律訓練法の到達点=自律性状態|生命の根源的意識状態はすべてを癒す:第6回
ヨガのチャクラの最終段階である第7チャクラ。
それは頭の上にあります。身体の中にはないチャクラをどう感じるのか?
不思議に思うかもしれませんが
自律訓練法を全部マスターしたときにはそれは自然にわかってきます
第一~第六チャクラまでのように身体のどこか一か所を感じるのではなくて
心身が全体として自律性状態になっているときは全身が恍惚感を感じています
全身に同時に恍惚感を感じているとき第7チャクラは自然発生的に
頭の上に感じてくるものなのです
チャクラ瞑想を日常の言葉でわかりやすく解説した記事です
チャクラというと 何か宗教の雰囲気を感じてしまう(そうではなくて心身調律の手法ですが)
そんな方も多くいらっしゃると思います
そこで綿本彰さんの著著「シンプルメデティーション」を使って瞑想してみます
これは7つのチャクラを、芯、地、軸、楽、愛、礼、捨、観、空
をキーワードにして瞑想法を説いた本で私の愛読書のひとつです
チャクラや自律訓練法の原理に通ずることもたくさん記載されています
まとめ
ヨガには
7つのチャクラを感じて それぞれのチャクラを稼働させるための
瞑想や運動がもりだくさん用意されています
骨盤あたりから額、そして額を通って頭の上まで
下から上へチャクラが展開していきます
自律訓練法もまた
手足から喉 胸を通って お腹 そして額へと
意識を向ける場所を移していきます
異なる時代の西洋と東洋のメソッドが
奇しくも同じものを目指していたのです
自律訓練法ってどんなもの?
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