ヨガ瞑想第6チャクラと自律訓練法第6公式はどちらも額を感じる練習|すべてを見つめる視点とは?
ヨガ瞑想の7つのチャクラと自律訓練法の比較をシリーズで行ってきましたが
今回の比較が一番ぴったりとするものです
第6チャクラは額、そして自律訓練法第6公式は額を涼しく感じる練習ですので、
両方とも順番として6番目で
両方とも場所が額です
なので互いに意味を確かめ合うことが一番分かりやすいです
額の涼しさを感じたらそれは第6チャクラが開いた証拠
こうして自律訓練法はヨガ瞑想とシンクロしていくのです
ヨガ瞑想第6チャクラはすべてを観る
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ヨガの第6チャクラは額にあります
サードアイ=第3の目と言われることもあります
ここが開くと心の目が開いて今まで気づかなかったものが見えるともいいます
チャクラの流れで言えば、第1.2チャクラでどっしりとした基盤を作り
第3チャクラの腰の背骨の出発点からそのエネルギーを体中に運び
その過程で第4チャクラが感謝と愛情に向かって胸を(自分)を開き、
喉の第5チャクラがそれら内面のパワーを外に向かって解き放ちます
そして
そういう自分という個体の存在の在り方を完成させたら
額に意識を置くことでゆったりとした気分で自分も含めて内外の世界を見るという境地に入ります
額に意識をむけることで世界と内面が一体化する、宇宙と自分が融合するのを味わうのです
すべてのものに対して自分の特別な感情がなくなっている
憎しみも愛情すらもフラットになり
すべてはただそこにありそれをただ観るという境地です
自分を捨てることで逆に自分を含めた宇宙が全部向こうからやってくるのです
この向こうからやって来る世界を観るという姿勢こそ
「観る!」と姿勢こそ
大乗仏教の観世音菩薩、観音経の考え方に通ずるものがあるかもしれません
額という心の目で世界をあるがままに見ること
そのとき意識は世界と自分の内面を区別できなくなっていくのです
第三の目=サードアイの真実
![](https://mentor-999.com/wp-content/uploads/2022/01/名称未設定のデザイン-1-1024x576.png)
サードアイ=第3の目は実際に脳の中にあります!
ちなみに第6チャクラにあるとされるサードアイは
実は脳の中に松果体として物理的に存在します
魚時代、両目に加えて進行方向の光を感知して場所を確認するために、
額部分に光感知用のもうひとつの目があったのです。
今も魚にはあります。
そこで人間も 数億年の時を隔てて
脳が活性化するとこの魚時代の目=松果体が機能を回復し、額前方の光を見るようになる、
なので両目を閉じても光が見えると言う考え方を持つ人たちがいます
特に スピリチュアルの世界でよく言われています
もっとも 松果体そのものはよく研究対象となっていて東京大学のこんな研究もあります
第三の眼:松果体における遺伝子発現と発生を制御する分子|松果体と網膜の光受容細胞の違いを規定する仕組み
*東京大学大学院理学系研究科の小島大輔講師、深田吉孝教授らのグループは、「第三の眼」として知られる松果体の遺伝子発現や発生を制御する鍵分子としてBsxを同定しました。
しかし鶏やスズメ、蛇などを除いて松果体が光を感知している陸上生物はいないようです。
ヒトの場合は睡眠ホルモンを分泌し、鳥類の中には磁気を感じるものもあるらしいです
でも元々ほんとうの第三の目だったというのはなんだかロマンを感じますね
自律訓練法第6公式
![](https://mentor-999.com/wp-content/uploads/2022/01/clouds-3978914_960_720.jpg)
自律訓練法第6公式の額涼感練習は、温かさを感じるための温感練習とは逆で、額に涼しさを感じる練習です
なぜ涼しくなるのか?
温感が筋肉の弛緩による血流の良さによるものだから、涼感は収縮によるんじゃないかと思えます
さて 自律訓練法の基本である標準練習はこの額涼感を持って終わります
この額の涼しさを感じるとお腹や手足は温かくなっているから頭寒足熱状態になっています。
ただ額はあくまで涼しくなるのであり
決して冷たいわけではないので体感としては頭寒足熱とはちょっと違います
この練習は難しいとされています。
額も心臓やおなかと一緒で普段意識を向けないので、
当然ここが涼しくなるというのがわからないからです
でも
額に意識を向けると結構簡単に額になんらかの感覚が湧いてきます。
ムズムズする。しびれた感じがする、どきんどきんと脈打つ感じがする
などなど涼しさではないですが 額の感覚は割りと容易にわかるようになります
ここで大事なことはかたくなに涼感以外はすべてだめとするのではなくて
一番大事なことはまずは額の感覚を感じることだと鷹揚にとらえること。
そして額の感覚がつかめたら徐々にそれを涼しさに変えていけばいいのです。
まとめ
ヨガの第6チャクラと自律訓練法の第6公式、いずれも額の感覚を感じるというものでした。
おなかや手足の温感のゆったりとしたパワーから背骨を通って上にエネルギーが向かい
胸と心臓が開き 喉と呼吸がひらいていきます
そして最終的に額で自他の区別のない世界を味わい眺めるという流れになります
ここまでで個別に練習することは終わります
次回はいよいよ最終回、ずべてをマスターしたときに心身におこることをご紹介します
動画でご覧になりたい方はこちら
7つのチャクラの瞑想で身につく自律訓練法シリーズ
自律訓練法背景公式をヨガのチャクラをイメージしながら練習する|瞑想しながら身に着く自律訓練法:第1回
自律訓練法温感練習をヨガの第3チャクラで練習する|瞑想で身に着く自律訓練法:第2回
ヨガ第4チャクラ(胸)と自律訓練法第3公式(心臓)は同じ作用をする|瞑想しながら身につく自律訓練法:第3回
ヨガ第5チャクラ(喉)と自律訓練法第4公式(呼吸)の原理は同じ|瞑想しながら身につく自律訓練法:第4回
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