【アルファ波を徹底解説】アルファ波とは何か?アルファ波の効果とアルファ波をコントロールする方法

2021年9月2日

アルファ波に関心を持つ人はとても多いですね。

アルファ波が出ると

深いリラックス状態に入れるからストレス解消になるし 

明日に向かってエネルギーが回復するとも言われています。

集中力のアップや自己肯定感の向上などの効果も得られます。

そんな素晴らしいアルファ波ですがどうやって出せばいいのでしょうか?

雨音や川のせせらぎ、小鳥の歌などの静かな自然音を聞けば必ずアルファ波は出るのか?

アルファ波が出たら それはどうやってわかるのか?

今回はそんなアルファ波についての疑問の数々に全部答えて徹底解説していきます

アルファ波とは何だろう?

アルファ波とはなんだろう?

アルファ波とは脳波のひとつです

脳波は大きく分けると

α(アルファ)波、β(ベータ)波、ガンマ波、シータ波

に分かれます。

ベータ波が普段の脳波で、
いらいらしたらガンマ波が出ます。
アルファ波はリラックスしてる時に出て
シータ波はさらにリラックスしたとき 寝る寸前などに出ます

アルファ波はリラックス状態になれるので注目されます。

シータ波もリラクゼーションにいいのですが、

寝る寸前、あるいは睡眠中の脳波なので

起きてるときには基本出ません

私たちは起きてるときのほとんどの時間

ベータ波が出ています。

仕事をしたり 家事をしたり

社会生活や日常生活を送る時は

頭がテキパキ働くので そんなときはベータ波なんですね

逆に 

アルファ波が出るときというのは体や心がリラックスして来ます。

これは瞑想状態や自律訓練法の状態のときと同じです。

座禅を組んでる僧の脳波を測ってみると

アルファ波になっていたとの実験結果もあります。

人は アルファ波が出ているときは

脳が活動モードから休憩モードに変化しています

だから

アルファ波が偉いのではなくて(笑)

アルファ波が出いているときの脳の状態がいいのです

瞑想の効果 自宅で簡単瞑想法

アルファ波はどんな時に出るのか?

アルファ波を出す方法としてよく言われるのが
静かな音楽を聴くことです。

モーツァルトの音楽がよくすすめられますが

YouTube上にも

小鳥のさえずり 小川のせせらぎ 波音 雨の音などのネイチャーサウンド

などがたくさんアップされています。

さらに無数のヒーリングミュージックもありますね。

どれも これを聴けばアルファ波が出るという触れ込みのものですね

静かな「音」を聴くこと以外にも 

のんびりとリラックスして

夕日や朝日をみるとか

星空を見るとか お風呂に入るとか

犬の散歩をするとか

家でゆっくり本を読むとか

そんな時にアルファ波が出るとされています。

言い換えれば マインドフルネスであるときアルファ波になってるんですね

アルファ波の素晴らしい効果

アルファ波には様々な効果があります

アルファ波状態のときは

深いリラクゼーションに入っている

ストレスが消えている

集中力が研ぎ澄まされる

というのが代表的なものですが、

直観力が増してきて いわゆる感も鋭くなります。

自律訓練法で到達する自律性状態の効果とほぼ被ります。

具体的な項目として6項目ご紹介します(以上佐々木雄二さんの著作「自律訓練法の実際」より)

 ①蓄積した疲労からの回復がされる

 ②イライラを失くし穏やかになる

 ③頭がすっきりし、学習や仕事の能率が上がる

 ④自己統制力が増し、行動をコントロールできる

 ⑤内省力がつき自己向上性が増す

 ⑥知らぬ間に精神的な苦痛が緩和される(自律性解放 内部にたまった抑圧が無意識的に解放されます)

アルファ波には瞑想の効果もあります

ヨガの瞑想の効果として よくこんなことが紹介されています。

  • 瞑想とは心が空っぽになるくらいに研ぎ澄まされた集中状態のこと
  • 心のざわめきがなくネガティブな感情に煩わされない
  • 今向かうべき一点に向かって一筋に精神エネルギーを導くことができる状態
  • 嫌なことから気持ちをリセットさせてくれる
  • 免疫力が高まり健康が促進される

これもアルファ波状態とほぼ丸被りです。

アルファ波が出るとこうした様々な具体的効果があるんですが

単純に

アルファ波の状態のときってとても気持ちがいい!

という効果もあります

温泉以上かもしれません

 アルファ波は瞬間的に出ても意味はない

ところで大事なことですが

瞬間的にアルファ波が出るだけではなにも起こりません。

アルファ波は 
継続して一定の長さ出ることで
はじめて効果を発揮します

また アルファ波は

継続して出ると言っても ずーっと出続けるものでもありません

10分なら10分という時間の中で

その間 ずっと継続して出ることはないんです

脳波は文字通り波なので

アルファ波になったりベータ波になったりします

ただ たとえば10分間の中で

普通に日常生活を過ごしている場合は

10分のうち1分しかアルファ波が出ていないけど

じっと目を閉じることで それが5分になり

さらに 誘導音楽を聴くことでそれが7分なり

こんなことは起こるわけです

10分のうち何分が

アルファ波だったかが大事になってきます

途中のベータ波による中断は関係なく

全体の中で何%の時間がアルファ波だったか?

という考え方ですね

個人的には 一定時間の中で90%を超えると

アルファ波に満ちた状態だと感じますね

ずっと継続してアルファ波がでる必要はなく
ある程度のレベルで
アルファ波がでていれば十分なのであり
そういう状態を私はアルファ波状態と呼んでいますが
アルファ波状態によっていろんな効果がでます

アルファ波がでることが大事なのではなくて
アルファ波状態になることが大事なんです

どうすればアルファ波をコントロールできるのだろう?

ところでそんな素晴らしいアルファ波はどのようにすれば意図的に出せるのでしょうか。

言い方を変えればどうすれば

アルファ波を出して脳がアルファ波状態になるのでしょうか?

アルファ波についてネットなどで調べると

リラックスした状態になれば自然に出るので、

リラックスしましょう!

などと回答があります。

そのために

静かな音楽や自然音(せせらぎや小鳥のさえずりや波音に雨音)などを聴く

たとえば

α波が出やすい音楽その1: クラシック音楽

α波が出やすい音楽その2: 自然の音が入ったヒーリング音楽

波の音や森の音、せせらぎの音、雨の音などですね。

これらは間違いではないのですが、ただそうなると

今たぶんα波が出ているはず、くらいにしか感じられません。

ほんとに出ているかどうかはわかりませんね

それを確かめるためにはα波を計測するしかありません
それを計測するために出て来たのがα波バイオフィードバック装置なのです。

アルファ波バイオフィードバック装置について言えば

かつては研究所の高額装置でしか計測できませんでしたが

今は一般家庭でも入手できるようになっています

この装置、通常販売されているものは頭に電極をつけて、

アルファ波がでると反応し、装置から音が出る、というものが多いです。

わたしもそれを使っています。

音は鈴虫の鳴き声なのできれいです。

さてアルファ波を出して鈴虫の音を聴くのが目的ではありません。
一番大事なことは
アルファ波状態を作り出すことです

しかも装置でアルファ波状態を経験していくと

アルファ波になったときの心身の感覚がわかるようになるので

その感じを

あとで自分の意思で再現することができれば

計測装置なしにアルファ波状態になれます

人間は自然に頻繁にアルファ波がでていますが

自分がマスターした感覚の再現によってアルファ波を出すことで
はじめてアルファ波を意図的に利用できるのです。

なんとなくアルファ波が出ているかもしれない 

という段階から

よし、今からアルファ波状態になろう!

そう思って実際になるのです。

そこまで行くと

とてもリラックスしたアルファ波状態の世界が開けます。

アルファ波バイオフィードバックとは何か?

ほんとにアルファ波が出ているかどうかは
アルファ波バイオフィードバック装置で計測するしかなくて
計測を続けると
やがて装置なしで自分がアルファ波になっていることがわかると
お話しました

アルファ波は不思議なもので

その効果もわかっているし

どんな時に出るかもわかっています

でも実際に 
今がアルファ波がどうか
は人間にはわからないのです
察知する感覚も能力もないからです

人間のからだの反応は自分の感覚ではわからないけど

装置を使ってしることができる

これがバイオフィードバック装置です

アルファ波という反応を装置で知るわけです

実はたくさん私たちはバイオフィードバックをやっています。

 血圧計 脈拍計 などがわかりやすい例です

自分の感覚ではわからないけど 装置を使うことでわかるわけです

バイオフィードバックとは、

身体の生態情報を機械装置を使って自分に知らしめること=フィードバックすることです。

ということなんですね

アルファ波バイオフィードバックの実際

少し前のアルファの研究から面白いものをご紹介します

2008.9心身相関の科学:生体反応からみた「こころ」と「からだ」(東邦大学医学部医学科 医学情報学研究室 西村千秋より)

バイオフィードバックにみる意識上ー意識下間の学習と制御 

内部情報の顕在化 通常できない(もしくは非常に感知しにくい)内部情報を適当な工学手段で取り出し、それを外部から生体にフィードバックすることが必要である

自己学習訓練 上記情報を手掛かりとして自己学習訓練を行うことが必要である 

効果残留 上記学習訓練が進んだ暁には①における外部フィードバック路を除去してもその制御が可能である。

この体内変化については様々な方法がありますが、

最も手軽にできるものは「脳波の情報」を耳にフィードバックするいわゆるアルファ波抽出の方法です。

具体的には脳波がα波になると音が出る装置を使って、

アルファ波を偶然にまかせず意思の力で出せるようになります。

また静かな音楽や波音やせせらぎなどに触れるとアルファ波が出ると言われていますが、

それらはみな気分がよくなる以外に客観的に確認する方法がないのですが

バイオフィードバック装置は客観的な確認を可能にします。 

アルファ波トレーニングはバイオフィードバック装置を使ってこんな手順で行います。

アルファ波バイオフィードバックトレーニングの手順

*トレーニング時間を設定する

*アルファ波が出ると鈴虫の声がするのでそのとき手足が暖かいなどの生理状態へ自分でもっていく

*トレーニングが終了するろ、たとえば10分であればアルファ波が出たのは何分か見る。

*8分であれば次のときには9分を目指すなど、ゲーム感覚でトレーニングを継続できる

私は
こんなことを3ヶ月もやって 
10分のうち9分50秒以上アルファ波になることもできました。
レベルを上げた状態でも8分を越えてアルファ波になることができました。
さらに自分の作ったキーワードを使うことで
バイオフィードバック装置なしで、いつでもアルファ波になることができるようになりました。

バイオフィードバック装置の訓練を重なることで、

最終的にはバイオフィードバック装置なしでも 

意図的にアルファ波がだせるようになり感じるようになります。 

そうすることで日常いつでも  自分の意思でアルファ波が出せるようになりリラクゼーションを味わえます。

信じられないバイオフィードバックの効果

バイオフィードバックをマスターすると、 
手の温度を上げたり、 
呼吸をゆっくりとしたり、 
筋肉を緊張/弛緩させたり、 
心拍リズムや
脳波を  変えたりすることでさえ 
できるようになります。

これにより心の状態や健康状態や運動能力を

高めることができるようになります。

これは1967年というからもう50年もの昔にミラー博士によって発見されたことですが

自律神経のはたらきは訓練すると 

普段コントロールできないものまで 意思の力で変化させることができるのです。

深いアルファ波状態のときには

いろんなストレスが大脳の思考回路から間脳などの脳幹部に来ません。

すると脳幹部のホメオスタシスがよみがえり結果として免疫力が高まります。

そして大脳からの思考情報が薄まるので本来の脳の機能もよみがえるのです。

アルファ波を出すという本来人間の感覚にはない動作を

バイオフィードバック装置の力を借りてできるようにします。

バイオフィードバックは、 

自分自身の思考と受動的集中状態を利用して

心身を健康にしていく心身医学的アプローチの一つです。

今日ではバイオフィードバックは医療分野だけではなく、 
スポーツ、教育、ビジネスなど広範囲に利用されています。 
いずれも能力を高めるメソッドとして位置付けられています。 

アルファ波バイオフィードバックと自律訓練法

自律訓練法は生理的変化を引き起こすことに 優れ,

バイオフィードバックは生じた生理的反応を確認することに優れています。

自律訓練法はどこでもできるのですが、

バイオフィードバックはバイオフィードバックがないとできませんから

自宅や研修場など機会も制限されます。

ただし、バイオフィードバックトレーニングの結果、

アルファ波のこつをつかめばいつでもどこでもできるようになります。

自律訓練法によって生じる心理・生理的変化は

バイオフィードバックが目指す変化と根本的には同じなのです。

ですからバイオフィードバックを行うときに、

単にアルファ波を出して終わりではなく、

自律訓練法のように(場合によっては自律訓練法の)ステップを踏んで

定型化したトレーニングを行うことが

深いリラクゼーションにたどり着く効率的な方法です。

違いとしては自律訓練法は装置が不要で

バイオフィードバックはまずは装置がなければはじまりません。

しかしバイオフィードバックもトレーニングを重ねて最終的にはは、

装置なしで装置を使用したのと同じリラクゼーション状態になれるようになることです。

アルファ波が出せるようになると

自律訓練法標準練習をほぼ自動的にマスターすることができます。

アルファ波トレーニングの方がフィードバックがあって楽しいので

自律訓練法標準練習との併用は楽しいと思います。

さらに自律訓練法は

機械を使わない心身のバイオフィードバック練習とも言えるのです

まとめ|人生のパートナーとしてのアルファ波

いつでも好きなときに必要に応じて

アルファ波状態になることができれば

その場でストレス解消ができるし

心が癒され再生してまた日常の人生に向き合うことができます

そして理想の未来をイメージできて

その道筋まで見えてきます

発想は豊かになり感も鋭くなります

アルファ波を出す方法はたくさんありますが

出ているかを確かめるには

アルファ波バイオフィードバック装置か

自律訓練法のマスターという二つの方法があります

アルファ波状態をマスターすれば人生のよきサポーターを
手に入れることができるのです

【動画】潜在意識にアクセスするマシン=アルファ波バイオフィードバック装置

写真は私が使っているアルファ波バイオフィードバック装置です。

 動画ではアルファ波バイオフィードバック装置が実際にどのように使われるかを実演しています。

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