メルマガ2025/5/12|脳の電気反応じゃなくて化学反応が心を創る

5/12 (月)

あなたは自分の思考や感情の様子がわかりますか?

今 この瞬間は どんな感じですか?

私たちの気分ってなんでしょうか?

なぜ私たちの 自動思考がすぐに止まらないのでしょうか?

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脳の化学反応に注目しょう

人の脳が思考する時は 電気信号で情報が縦横無尽に飛び交ってるとイメージする人が多いですね。思考とは脳神経細胞の電気信号である それも無限のような組合せの!

こんなイメージで語られることがほとんです

でも これ シンプルに違います

シナプスとシナプスの間には隙間があります

電気信号で機械的に進むわけではありません

その隙間は脳内の液体です

隙間の部分はホルモンなどがあるし

シナプス間をいろんな化学物質が情報を運びます

つまり 情報は電気信号としても運ばれるけど

液体の中を物質としても移動します

脳による思考は 膨大な電気信号だけでなく

同じ規模感で 化学物質の液体内移動によってなされるのです

(厳密にはもっと複雑でちょっと違いますが思い切り単純にモデル化したらの話)

だからスイッチを切り替えるようには 脳は切り替わらないのです。

でも 多くの人は電気信号だけのイメージで思考を捉えるので

切り替えがうまくいかないことに焦りを覚えたりもします

でも 脳の特性からいって 思考や感情のモードが変わるには

最低15分で土台ができて そこからの時間帯で変化がはじまる

だから20分から30分は最低でも必要なのです

この水溶液の中の科学物質 種々ホルモンの成分が変わるのに必要な時間です

そんな観点で瞑想を考えると

じっとすることで 成分変化を促進するのだと思います

特に自律訓練法のように体感覚を利用するものは

身体のあたたかさが フィードバックされて脳内の物質の様子を変えるのだと

そんな想像もできます

いずれにしても 私たちはコンピューターとは違います

内部が水浸しで出て来るホルモンによって感情が変化するのですから。

今をときめくAIは電気信号=論理は人の数万倍で稼働しても

人間が人間である所以はどちらかというと

水溶液から受ける感情変化にあると思います

つまり必要な時に必要なホルモンが出て

機能をターボのように加速させたり 思い切りブレーキをかけるわけです

どうしても気分がかわらなかったり 自動思考というひとつの固定化した気分がとまらないときは 脳の中の湖の 色が変わっていくイメージングがとても有効です

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