【21世紀の心理学はここまで出来る】シンボルを癒すと現実が回復する|トランスフォーメショナルファンタジー(変身物語メソッド)の信じられない効果 ユングのアクティブイマジネーションよりも簡単で即効性があって同じ深さのメソッド
心理学にはイメージを使った療法であるイメージセラピーがあります
現在ではたこ壺療法や引出療法、など無数のイメージセラピーメソッドがあるのですが
今回はあまり知られていないシャッファーのトランスフォーメショナル・ファンタジー(変身物語メソッド)という方法をご紹介します
有名な心理学者ユングの開発した アクティブイマジネーションの技法の発展形としてアメリカで生まれた手法です
ひと言でいえば
「イメージで創った自分のファンタジー世界で 何かを変えたら現実も変わる」
という手法です
トランスフォーメショナルファンタジーについては邦訳はありせんがAmazonで英語版が買えます
https://www.amazon.co.jp/Potential-Fantasy-Imagination-Anees-Sheikh/dp/0913412317
動画の解説版です
◆ユングのアクティブイマジネーションについてはこちらから
【能力開発のためのユング心理学】アクティブイマジネーションで潜在意識と対話する|究極の叡智との出会い
目次
自分の想像を連続ドラマのように進行させていく
トランスフォーメショナルファンタジーは
自分だけの想像の世界に入り その世界で物語を展開させることで 現実を変えるイメージセラピーのメソッドです
あるとき たまたま行う一度きりのイメージングとその物語ではなくて
何回も長い期間にわたって連作のように、(朝の連ドラのイメージ)進ませることで 効果はより確実に より
ハイレベルで実感できます
この連続ドラマのように想像を積み重ねるとはどういうことか?
まず物語を想像します 頭に自然と思い浮かんでくる場所や人があるものです アクティブイマジネーションやイメージストリーミングのように 「見えて来るイメージを見る」ようにします
そして その最初のシーンや出来事を 連続ドラマが毎回展開するように
第1話、第2話、第3話・・・・という風に進めていきます
こんな風な想像を続けると だんだん自然に進行していくので
自分が話を創らなくても 物語は「自然に 勝手」に展開していきます
この自然に 勝手に というのが
無意識のなせる業であり 潜在意識からメッセージということです
要するにトランスフォーメショナルファンタジーは無意識のメッセージを受け取るとても有効な方法なのです
イメージファンタジー体験の効果
シリーズ化して想像の物語を進めていくわけですが
1話づつの毎回の物語の中で 「克服すべき問題や達成すべきテーマ」が現れます
これはイメージを見る人が あらかじめそういう問題意識をもって行うので
必ず100%登場します
そして毎回想像を繰り返すうちに
想像上の世界での問題や課題はクリアされていくのです
すると
現実世界でそれにリンクしている問題や課題が克服されているのです
時には テーマによって1話で解決しますが
10話以上かかり 1か月 半年とかかることもあります
このようにトランスフォーメショナルファンタジーで体験する変化は時に時間がかかることもありますが
その変化や気づきは確信的あり絶対的であり とにかくもう大丈夫 もうわかった と
一瞬ですべてが総合的に解決するのです
*物語が進行するということをわかりやすく説明しながら瞑想する記事
【瞑想台本】瞑想で潜在意識を書き換える|あなたが根底から変わる「変身体験」セラピー
イメージで変身するファンタジー体験の原理
なぜ想像上の世界でクリアしたら現実の世界でもクリアするのか?
と言えば
想像の世界の展開は
潜在意識が現実の世界の問題を潜在意識の目でみて再構成したものだからです
正確にいうと
潜在意識の問題を現実世界が投影しているので
どちらが先かというのは難しいです
とにかく二つはリンクしていて
想像でクリアしたら現実も解決するのです
イメージで変身するファンタジー体験のやり方
このやり方は限りなくイメージストリーミングに似ています
【イメージストリーミングの具体的な練習方法】潜在意識の知恵を引出し変性意識に入れる心理学ワークの練習方法を詳しく解説|動画解説付き
イメージストリーミングの場合は「見えてくるイメージを見る」ことでそれを言葉にして録音します
トランスフォーメショナルファンタジーの場合は録音を義務付けていません(録音はすべてのイメージ技法に効果的だと思いますが) イメージストリーミングとトランスフォーメショナルファンタジーの一番の違いは 意図的に連続した話として見ていくことです
①リラックスして静かな気持ちになる
②テーマを決める/なしでも可(ないときは今一番大事なことを無意識が自然に選びます)
③想像を開始:2回目以降の時は前回の場面から始める
④ひたすら楽しみながら細かいところまで想像して物語を進める
⑤何かひっかかるものがあるとそれをずっと想像して解決するまで続ける
⑥今回解決しなければ次回またそれを行う
やり方は以上ですがこれだとわかりにくいかもしれないので
具体的な例もご紹介します
①リラックスして静かな気持ちになる
自律訓練法、瞑想、深呼吸などなんでもOK
②テーマを決める
大学時代をなんとなく回想する
③想像を開始:2回目以降の時は前回の場面から始める
大嫌いな経済数学という学科を、今の自分の好みでとても楽しんで勉強している
同じく英語も楽しく勉強している。
④ひたすら楽しみながら細かいところまで想像して物語を進める
経済数学と英語を大学在学中に完全にマスターするように日々暮らしている
朝部屋から駅へ。学校へ。教室。サークルの部室。図書館。よく勉強している
⑤何かひっかかるものがあるとそれをずっと想像して解決するまで続ける
④の形で延々と物語を続ける、今の自分ならこうしていた、という楽しい展開で。
この展開の中で学生時代に会計や英語の資格を取るか悩む。
2年生の時か3年生の時かで取ろうと思うが、資格の勉強に時間を取られるのは想像の中でもストレスを感じる、想像だから受ければ合格するが、落ちるかもしれないなどと考えてしまう
⑥今回解決しなければ次回またそれを行う
数学的なものと英語への劣等感みたいなものがあり、想像の世界でそれを補填しようとしている
そして資格をとって安心したいが想像の世界でもそれは時間の無駄とも思っている
やり方は展開は人の数だけ、テーマの数だけ、無限に近くあるので
あくまで一例です
このような想像の楽しさに浸ると
30分くらいは平気で時間が立ってしまいます
イメージファンタジー体験がガンを発見し治癒した例(こういうこともある)
■がんの最初の細胞をイメージで発見した話
物語を進めていく中で 自分の脳の中枢に入り 自分の脳の中枢に
がんが最初にできた体内の部位を教えてもらいました
そこでその部位に行って その場所を鮮明に見ます
すると
光りながら振動する一つの細胞を発見します
その細胞が周囲の細胞たちに大きな影響を与えながら
光り輝き 振動し 全身をそこから支配しているのです
全身に、そこからガンを送り続けています
■光り振動する細胞をもとに戻す物語のイメージ
イメージの世界で その光りながら振動する細胞との対話が始まります
このイメージの世界で
細胞が光ることをやめ 振動することをやめて
もとの 平和な 一人の細胞に戻ることができたら
がんの根治が成就するのです
■イメージ治癒の仕組み
細胞が がん化するメカニズムは完全に解明されていませんが
細胞分裂が暴走するというイメージもありますね
なので ガン細胞は外側のどこかからやって来るわけではなく
これまで正常に動いていた細胞があるとき変化するわけです
そこで
こんな考え方ができるのではないか?
がん化した細胞本人も 決してそうなりたくはなかったのだと。
何かのメカニズムのためにがんにさせられてしまっている
なので
本来の細胞に戻してあげれば本人も落ち着き
光りながら振動する 体内のがん細胞群の指揮者をやめることができる
すると がん化が終わる ガンが治癒する というわけです
まとめ
トランスフォーメショナルファンタジーは
人生のどんな問題にも対応できるメソッドです
ただし ある程度の自我の強さと人格のバランスが必要です そうでないと
心や身体のバランスが壊れてしまうかもしれないからです
それほどイメージの威力は圧倒的なのです
自分の人生をより充実したものにするための 能力開発や自己啓発の目的でこれを行うときは
自由な気持ちで楽しくやれば それで効果が生れます そして圧倒的な効果さえ期待できるのです
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