【21世紀:心理学でここまで出来る】想像力を使いこなして自分を変える方法|トランスフォーメショナルファンタジー(変身技法)の信じられない効果

2024年6月20日

心理学にはイメージを使った療法であるイメージセラピーがあります
現在ではたこ壺療法や引出療法、など無数のイメージセラピーメソッドがあるのですが
今回はあまり知られていないシャッファーのトランスフォーメショナル・ファンタジー(変身技法)という方法をご紹介します
有名な心理学者ユングの開発した アクティブイマジネーションの技法の発展形としてアメリカで生まれた手法です
ひと言でいえばイメージでファンタジー体験をして自分を変える手法です

ファンタジーとイメージング

トランスフォーメショナルファンタジーについては邦訳はありせんがAmazonで英語版が買えます
https://www.amazon.co.jp/Potential-Fantasy-Imagination-Anees-Sheikh/dp/0913412317

◆ユングのアクティブイマジネーションについてはこちらから

【能力開発のためのユング心理学】アクティブイマジネーションで潜在意識と対話する|究極の叡智との出会い

自分の想像を連続ドラマのように進行させていく

想像力とイメージをドラマのように連続させていく

トランスフォーメショナルファンタジーは
物語を想像して イメージを展開していくイメージセラピーのメソッドです

あるときたまたま行う一度きりのイメージングとその物語ではなくて

何回も長い期間にわたって連作のように、(朝の連ドラのイメージ)進ませるのです

この連続ドラマのように想像を積み重ねるとはどういうことか?

イメージが続いていく・・・というのは?

物語を想像して

その最初のシーンや出来事を

まるで小説の賞のように

連続ドラマの毎回の展開のように

第一章、第2章、第3章・・・・という風に進めていきます

同じテーマで想像を続けると

だんだん自然に進行していくので

自分が話をつくらなくても勝手に展開していきます

この自然に 勝手に というのが 

無意識のなせる業であり

潜在意識からメッセージということです

イメージファンタジー体験の効果

イメージファンタジーの効果

シリーズ化して想像の物語を進めていくわけですが
一つの章において
克服すべき問題や達成すべきテーマが現れます

これはイメージを見る人が あらかじめそういう問題意識をもって行うので

必ず100%登場します

そして毎回想像を繰り返すうちに

想像上の世界での問題や課題はクリアされていくのです

すると

現実世界でそれにリンクしている問題や課題が

克服されているのです

章ごとに物語を克服したら

次の賞にイメージの物語が進むのです

簡単なことなら1章で終わり

たいへんなことなら10章以上かかります

*物語が進行するということをわかりやすく説明しながら瞑想する記事
【瞑想台本】瞑想で潜在意識を書き換える|あなたが根底から変わる「変身体験」セラピー

イメージで変身するファンタジー体験の原理

なぜ想像上の世界でクリアしたら現実の世界でもクリアするのか?
と言えば
想像の世界の展開は
潜在意識が現実の世界の問題を潜在意識の目でみて再構成したものだからです

正確にいうと

潜在意識の問題を現実世界が投影しているので

どちらが先かというのは難しいです

とにかく二つはリンクしていて

想像でクリアしたら現実も解決するのです

イメージで変身するファンタジー体験のやり方

イメージで変身する

このやり方は限りなくイメージストリーミングに似ています

【イメージストリーミングの具体的な練習方法】潜在意識の知恵を引出し変性意識に入れる心理学ワークの練習方法を詳しく解説|動画解説付き

イメージストリーミングの場合は完全に見えてくるイメージを見るだけなのですが

Tファンタジーの場合は基本は自分が見たいものを想像して

その後節目節目で自然な展開にまかせるという形になります

トランスフォーメショナルファンタジーのやりかた

①リラックスして静かな気持ちになる

②テーマを決める/なしでも可(ないときは今一番大事なことを無意識が自然に選びます)

③想像を開始:2回目以降の時は前回の場面から始める

④ひたすら楽しみながら細かいところまで想像して物語を進める

⑤何かひっかかるものがあるとそれをずっと想像して解決するまで続ける

⑥今回解決しなければ次回またそれを行う

やり方は以上ですがこれだとわかりにくいかもしれないので

具体的な例もご紹介します

トランスフォーメショナルファンタジーのやりかた

①リラックスして静かな気持ちになる

自律訓練法、瞑想、深呼吸などなんでもOK

②テーマを決める

大学時代をなんとなく回想する

③想像を開始:2回目以降の時は前回の場面から始める

大嫌いな経済数学という学科を、今の自分の好みでとても楽しんで勉強している

同じく英語楽しく勉強している

④ひたすら楽しみながら細かいところまで想像して物語を進める

経済数学と英語を大学在学中に完全にマスターするように日々暮らしている

朝部屋から駅へ。学校へ。教室。サークルの部室。図書館。よく勉強している

⑤何かひっかかるものがあるとそれをずっと想像して解決するまで続ける

④の形で延々と物語を続ける、今の自分ならこうしていた、という楽しい展開で。

この展開の中で学生時代に会計や英語の資格を取るか悩む。

2年生の時か3年生の時かで取ろうと思うが、資格の勉強に時間を取られるのは想像の中でもストレスを感じる、想像だから受ければ合格するが、落ちるかもしれないなどと考えてしまう

⑥今回解決しなければ次回またそれを行う

数学的なものと英語への劣等感みたいなものがあり、想像の世界でそれを補填しようとしている

そして資格をとって安心したいが想像の世界でもそれは時間の無駄とも思っている

やり方は展開は人の数だけ、テーマの数だけ、無限に近くあるので

あくまで一例です

このような想像の楽しさに浸ると

30分くらいは平気で時間が立ってしまいます

イメージファンタジー体験がガンを発見し治癒した例(こういうこともある)

■がんの最初の細胞をイメージで発見した話

イメージがガンを治癒した例もある

いくつかの物語を進めていって
脳の中枢に入り
そこでイメージの対話を脳と行い
がんが最初にできた体内の部位を教えてもらい
その場所のイメージを鮮明に見ます
すると
光りながら振動する一つの細胞を発見します
その細胞が周囲の細胞たちに大きな影響を与えながら
光り輝き 振動し
全身をそこから支配しているのです
全身に、ここが新たな中心だと宣言しています

■光り振動する細胞をもとに戻す物語のイメージ

ガンを治癒するエネルギー

その細胞との対話が始まります
これまで10章を費やしてここまでたどり着いたとしたら
この細胞との対話のイメージが
最終章となります
このイメージで
細胞が光ることをやめ 振動することをやめて
もとの 平和な 一人の細胞に戻ることができたら
がんの根治が成就するのです

■イメージ治癒の仕組み

イメージで病が治癒する仕組み

細胞ががん化するメカニズムは解明されていませんが
細胞分裂が暴走する通常ではない細胞ががん細胞ですね
なのでどこかからふって湧いてくるわけではなく
これまで正常に動いていた細胞があるとき変化するわけです
そこで
こんな考え方ができるのではないか?
がん化した細胞本人も
決してそうなりたくはなかったのだと。
何かのメカニズムのためにがんにさせられてしまっている
なので
本来の細胞に戻してあげれば本人も落ち着き
光輝き振動し体内のがん細胞群の指揮者をやめることができる
すると
がん化が終わる

まとめ

トランスフォーメショナルファンタジーは

人生のどんな問題にも対応できるメソッドです

ただし深い心の痛手の解決に対して行うときは必ず医師等の立ち合いで行わないといけません

それほどイメージの威力は圧倒的なのです

自分の人生をより充実したものにするための

能力開発や自己啓発の目的でこれを行うときは

自由な気持ちで楽しくやれば それで効果が生れます

圧倒的な効果さえ期待できるのです


潜在意識とイメージ

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