【右脳礼賛の不都合な真実】右脳を開発するだけでは何も変わらない|右脳の働きと左脳の働きをつなぐことが一番大事!
ポールブリッジング法を存知でしょうか?
脳の右の極(ポール)と左の極(ポール)に橋をかけてつなぐことで
右脳と左脳の通りをよくして
つまり右脳と左脳を統合し、全脳を開発することで
頭をよくしていくというメソッドです。
ほんとうに効果があるのか?どうやれば促進できるのか?
今回はそれについてお話ししてみます。
★なお右脳左脳理論は21世紀の今日では否定されています
右脳で行われていると思われたことはデフォルトモードネットワークがやっていました
ただ デフォルトモードネットワークが右脳にあると仮想することで
現実とは違いますがモデルとしては有効だと思いますので本記事を書きました
ひらめきを生むデフォルトモードネットワーク(DMN)ってなんだ?|創造性は右脳ではなくDMNからやってくる!
目次
左右の脳をつなぐ脳梁 ポールブリッジ
![ポールブリッジ法](https://mentor-999.com/wp-content/uploads/2022/07/左脳-1-1024x576.png)
脳は右脳と左脳に分かれ それをつなぐ脳梁があります
そして左脳と右脳が緊密につながることで脳は活性化して
あなたの能力はハイパフォーマンスを実現するのです
一般に人間は左脳か右脳のどちらかがより強く働くのですが
ポールブリッジ法によって両方とも動きがよくなっていくのです
天才は右脳にいる あなたは左脳にいる
![あなたの中の天才の居場所](https://mentor-999.com/wp-content/uploads/2023/06/瞼の裏に潜在意識の光を見る-2-1024x576.jpg)
右脳はイメージの世界とも言えます。
潜在意識からのイメージ情報は右脳にやってくる!
(右脳の働きが強く)ビルの屋上でみた風景を、後で逐一再現して書くことができるのですが
(左脳の働きが弱く)一般に言語能力は低く、自分が行っていることを言語化できません。
速読も その究極バージョンではページ全体の文字情報をイメージとして捉えます
左脳が文字の意味をたどりながら読むのではなく
右脳が画像としてすべての文字を瞬時に認識をするのです
速読が難しいのは その保存したイメージを言葉に替えて内容を認識する技術です
チンパンジーを使った実験で 目の前を高速で変わる数字をみせて、
今のは何だったかを示すように伝えると
驚くべきことに人間以上に見事に当てるのですが
チンパンジーは右脳でイメージを捉えても 言葉にはできないわけです
私たちの右脳も膨大なイメージ画像を瞬時に認識しているのですが
それを言葉にしなければ自意識の表舞台には登場しない
つまり役に立たないわけです
ポールブリッジング法に有効な方法は夢日記をつけることと言われている
![夢ノート](https://mentor-999.com/wp-content/uploads/2022/04/love-story-g6f6b5dd87_1920-1024x768.jpg)
右脳でみたイメージを再現する方法に
見た夢を朝ノートに記録する といのがあります
夢はイメージ映像ですからそれを言葉にすると
右脳で見たイメージを左脳が言葉にする という作業をすることになります
七田式で有名な七田博士も
この夢日記を強く推奨されていました。
絵と言葉を同時に見ると左右の脳が同時に動く
しかし夢解釈は相当難しい技術だし 毎日記録をつけるのはたいへん
そう感じる人にはもっと簡単なやり方があります
画像と絵を同時に見る方法で
ノートの左側に絵を描いて 右側に言葉を書き
同時に見るのです
これはその事例です
![気づいたときが最高のタイミング](https://mentor-999.com/wp-content/uploads/2023/07/Fzqa_WHaAAIpDsz.jpg)
こんな画像をノートに書くか PC上に用意するかして
毎日のようにお金のイメージと目標額の言葉を同時に見るようにします
すると右脳と左脳が同時に刺激され
右脳と左脳が相互に自分の情報を交換しあい
強烈に全脳でそのイメージに向かって動き始めます
この手法を究めていったのが望月俊孝さんの「宝地図」のメソッドです
*右脳と左脳を同時に刺激する宝地図について
【右脳に絵を!左脳に言葉を!】 アファメーションとイメージングを同時に行う簡単で効果抜群の方法|簡易宝地図法で引き寄せの法則が始まる
イメージストリーミングは右脳で見たイメージを左脳で言葉にする全脳活動です
![イメージストリーミングの内容](https://mentor-999.com/wp-content/uploads/2022/01/目を閉じて-1024x576.png)
右脳でみたイメージを左脳で言葉にする
と言えば
イメージストリーミングそのものですね
日本の右脳学の権威である品川博士も
右脳で見た映像を左脳で言葉にすることを強く推奨されています。
イメージストリーミングは
目を閉じて浮かんでくるイメージをそのまま録音しながら語り後から解釈する
というメソッドです。
イメージストリーミングとはいつでもどこでもできるポールブリッジング法のトレーニングでもあります
夢と違って
起きてるときに浮かぶイメージを言葉にすることで
イメージ想起能力も増します
そしていつも見ている微かなイメージの流れを言葉にしてしっかりと記録することで
自分の潜在意識からのメッセージを聞くことができるのです
もちろん ポールブリッジングを頻繁にするから頭の活性化するのは間違いありません
【イメージストリーミングの基本&効果】ウィン・ウェンガー博士が天才の研究からあみだした心理学ワーク|わかりやすく解説します
まとめ
イメージが浮かぶがままに言葉にするのは
右脳と左脳のフル回転なんですね
そしてそのときポールブリッジが架かるので
ポールブリッジング技法を行っているわけなのです
ちょっとした工夫で脳を開発することができるのです
追伸
現在では右脳と左脳に分けて右脳がクリエイティブな作用を起こすという考え方は古くなっています
でもとてもイメージしやすいので
考え方として左右に脳機能が分かれているというのはありだと思います
21世紀初頭から脳科学の世界では右脳左脳の代わりに
エグゼクテイブ・モード・ネットワークと(左脳的)
デフォルト・モード・ネットワーク(右脳的)
で考えられています
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