【メルマガ2025/7/10】瞑想という名の旅へ|「頑張る」を手放したとき、本当の変化が始まる

こんにちは、辻冬馬です。
もし今、「もっと頑張らなきゃ」「変わらなきゃ」と、自分にプレッシャーをかけているとしたら──
ちょっとだけ、立ち止まってこの話を読んでみてください。
私たちが本当に変わるために必要なのは、
“努力”や“がんばり”ではありません。
むしろ、「頑張るのをやめる」ことから、静かな変容は始まっていきます。
私が提案しているイメージワークには、そんな変化を呼び起こす3つのステップがあります。
それは、心の深呼吸のような、やさしく静かなプロセスです。

ステップ1:心の安全地帯に帰る ― 瞑想

まず、誰にも邪魔されない静かな場所。
あなたの心がほっとする“原風景”を思い浮かべてみてください。

たとえば、夕陽が差し込む浜辺。
風に葉が揺れる、森の小道。
かつて訪れた、湖のほとり。

その場所に意識を戻すだけで、心がふっとゆるみます。
そこが、あなたの「心の安全地帯」です。

ステップ2:今の自分をまるごと受け入れる ― 瞑想的姿勢

その“安全地帯”に身を置いて、今の自分をただ眺めてみましょう。

「うまくいかない」「ダメなところばかり…」と責めるのではなく、
「これが今の私なんだ」と、評価せずに、まるごと受け止める。

地図を読むには、まず自分の「現在地」を知らなければいけません。
自分の今を受け入れることが、すべての始まりです。

ステップ3:すべてを手放し、ただそこに在る ― 瞑想の効果

最後に、自分を変えようとも、守ろうともせず、
ただ静かに「在る」ことを許してみましょう。

疲れていることも、迷っていることも、
そのままにしておいて かまいません。

すべてが「一点」に静かに収束したとき、
あなたの内側から、命のリズムが静かに甦りはじめます。

それは、何かを「加える」のではなく、
「削ぎ落とす」ことでたどり着く、深い自己の領域です。

変化は、静かに始まっていく

変容とは、激しく何かを変えることではなく、
そっと、自分を受け入れるところから始まる静かなプロセス。

どうか今週も、自分にやさしい時間を。

心の奥で、ほんの少しずつ変わっていく何かを感じられますように。