イントロダクション
手帳は、単なる予定管理の道具ではありません。
選び方と使い方次第で、仕事の進み方も、時間の使い方も、そして人生そのものの手触りまで変えてしまう力を持っています。
もし今、
・やることが頭の中で渦巻いて落ち着かない
・予定を管理しているはずなのに、いつも追われている
・手帳を使っているのに、なぜかしっくりこない
そんな感覚があるとしたら、それは「努力不足」ではなく、手帳が今のあなたに合っていないだけかもしれません。
不向きな手帳を使い続けるのは、サイズの合わない服を着ているようなものです。
どこか窮屈で、動きにくく、知らないうちにストレスが溜まっていきます。
ところが、自分に合った手帳に変えた瞬間、見える景色ががらりと変わることがあります。
「いつ・どこで・何をするか」が自然に整理され、頭の中が驚くほど静かになるのです。
しかし、手帳術は簡単そうに見えて、実はとても奥が深い分野です。
SAT療法という心理学においては治療の一環にもなってるくらいです。
ところで手帳というのは現在
◎システム手帳◎フランクリンプランナー◎バーチカル式◎1日1ページ手帳。
さらに、
◎OneNote◎Googleカレンダー◎GoogleKeep◎Evernote
などのデジタルツールまで含めると、選択肢は膨大です。
情報が多すぎて、かえって迷ってしまう人も少なくありません。
この記事では、私自身がこれまで実際に使い込んできた紙の手帳とデジタルツールについて、
使用感や向いている人のタイプ、行動や思考にどんな変化が起きたのかを、体験ベースで詳しく紹介します。
単なる「おすすめ」ではなく、どう選べば人生が整い始めるのかという視点でまとめました。
あなたにとって最適な手帳は、時間を管理するための道具ではなく、
「重要だけど緊急ではないこと」を確実に人生に取り戻すためのパートナーになります。
この先の手帳選びの参考として、じっくり読み進めてみてください。
<辻冬馬>
デジタル版手帳の使い方

Onenoteを使って自前のシステム手帳を作る
システム手帳は重くてかさばりますが、まったく同じ機能をWindowsのノートアプリOnenoteで使うことができます。スマホでも使えるのでなんとスマホの中に分厚いシステム手帳が何冊も入っている状態になります。
仕事でもプライベートでも、趣味でも、体系的に創造的に使うことができるスーパーデジタルノートです
詳しくはこちらに書いています
One noteを使って自前のシステム手帳を作る|システム手帳のコンセプトをOneNoteで使いこなす方法:手帳講座第1回
Googleキープは最高に使いやすいメモ帳|スマホでいつでもどこでもスーパーメモ
私はいろんなメモアプリを試してみました
Onenoteは長期記録のシステム手帳としてはいいけど、日々どんどん発生するメモとしては使いにくかったですね。
また、人気のメモアプリ Evernoteは 優れモノであることは間違いなく、メモを取るだけなら最高の品質だと思います。何より文字がカラーにできることがいいです
でも、GoogleカレンダーやGoogleドキュメントとの連携を重視する私には、メモはGoogleキープでした
【実例画面付き】Googlekeep(キープ)の便利機能を使った活用法紹介|使い方の工夫でさらに進化するデジタルメモ:手帳講座第7回
圧巻デジタルノートの活用法
GoogleキープもOnenoteも Evernoteもカスタマイズされていて
その枠組みの中で使うアプリです
しかしこのGoogleドキュメントはただ単に書くだけです
Wordの電子版といった感じです
Wordのon-line版は別にありますが個人的にはGoogleドキュメントの方が使いやすいですね
というのもスマホでもPCでも使用感が同じなんです
そしてとりあえずGoogleドキュメントに書いておけばこれを後から
PDFにもワードにも変換できるのです
またGoogleキープにはGoogleドキュメントへの変換機能もあるので
とりあえずメモしたもので アイデアを膨らませたくなったら
Googleドキュメントに簡単に変換していけるのです
メモではなくノートとして万能に近いです
音声入力も文字のカラー入力も なんでもできます
ただ慣れないとカスタマイズされてない分マネジメントするのが難しいかもしれず
それがメモアプリとしての不人気の原因だと思います
でも慣れたら もしかしたらこれだけあれば後はなにもいらないかもしれないくらい便利です
管理はGoogleドライブに自動整理されるようになっています
Googleドキュメントを工夫しながら便利に使う方法|圧巻デジタルノートの活用法実例紹介:手帳講座第10回
【紙派の人へ】手帳はやっぱり紙がいい|システム手帳の利用法

システム手帳のデイリーリフィルってなんだ?
私がきちんとスケジュール管理タスク管理ができるようになった最大の原因は
システム手帳との出会いでしたが その中でも
デイリーリフィルとの出会いでした
1日をノート2ページで管理する。時間軸のページとタスク、そしてノートのコーナー。
これが見開きで並んでいるだけで
今日一日に何をいつするか、はっきりしたのです
であればシステム手帳のこの部分だけを普通のノートでも使えるのではないか?
というのがこの記事です
【人生を変える手帳術】システム手帳のデイリーリフィルを普通のノートで徹底活用する方法|仕事や人生の限界を手帳術で突破する:手帳講座第2回
進化する手帳
手帳とはもともとは、仕事のアポや会議の予定を忘れないための
携帯用カレンダーでした
それがタスク管理や長期プロジェクト管理など諸機能を持つようになりましたね
そしてついに仕事の枠を超えて人生全体を手帳で俯瞰するというアイデアが生まれたのです
【進化する手帳】スケジュール帳として使うのはもう古い|人生の指針を書いてサポーターとして手帳を使おう:手帳講座第3回
「重要だけど緊急じゃないこと」を人はやらない

普通の手帳が管理しているのは いつやるのか決まっている物事です
8月31日の午前11時にAさんを訪問
みたいなことですね
しかし 人生や仕事には
将来の仕事のヴィジョンを考える
などという予定もあるはずなんです
これはいつ考えるのでしょうか?
妻とゆっくり子供が独立した後の二人のことを相談する
こういうのはいつやるのでしょうか?
つい 後回しになります
こういう重要だけど緊急じゃないことこそ手帳で管理すべきなんですね
【人生を変える手帳術】システム手帳を使って「重要だけど緊急じゃない」ことに集中して生きていく:手帳講座第4回
フランクリンプランナーは価値観に沿って生きるツール
システム手帳の中でも異色なのがフランクリンプランナーです
仕事に特化しておらず 一人の人間が人生を生きるときに
かかわっていくすべての価値観 それに基づく行動原則
具体的な目標 そのために今週何をするか?今日何をするか?
など人生をデザインする手帳になっています
【人生をデザインする手帳術】手帳を見ながら行動すれば豊かに生きることができる|フランクリンプランナーのコンセプトは素晴らしい:手帳講座第5回
管理職の仕事はA5サイズの手帳がいい
デンマーク生まれのイギリスの手帳 タイムシステム
これは仕事に特化したシステム手帳で 多様な仕事に対応します
部下を抱える仕事 長期の仕事 自分の事務処理や目標
など管理職向けのコンセプトになっています
パソコンをみんなが使うようになるまでは圧倒的に便利な手帳でしたが
そのコンセプトはまったくすたることはありません
人間がいつも意識の上に登らせておくべき物事には限りがあります
パソコンに全部入っていても駆動的にそれを運用するには
運用のためのツールが必要だとみんな忘れています
そのツールこそタイムシステムです
【仕事を変える手帳術】仕事に追い込まれたら使ってみよう!|A5サイズのシステム手帳『タイムシステム』のコンセプト:手帳講座第6回
システム手帳の歴史
システム手帳ってどういう歴史を持っているか?
気楽に読んでください
システム手帳の使い方&活用術|種類と歴史からオススメを考える:手帳講座第8回
紙とデジタルは併用するのが一番


当たり前ですが紙にしかできないこと
デジタルにしかできないこと
があります
それを無視して何がなんでも紙一択 デジタル一択
というのはいかがなものか?
ここではそれぞれの得意分野を見ながら結局併用することがベストであるという考えをご紹介します
【便利すぎる】紙の手帳とデジタルツールの併用活用法|自分の仕事コンセプトに合わせた使い方:手帳講座第9回
【手帳番外編】事務処理をためない方法|たまった事務所をこなしていく方法
野口悠紀雄さんのベストセラー「超整理法」の愛読者だった私は
そのまま会社で超整理法をやってみました 家でもやってみました
するとアラジンの魔法のランプのようにすべての書類や記録が完璧に整理できました
しかもなんの苦労もいらない メンテナンスにも苦労はいらない
それはもうすごいメソッドです
そしてもうひとつ 私自身が保険会社時代 膨大な事務処理をためて苦労したとき
ほぼ苦労なくすべてをいつのまにやり遂げて
その後二度と事務処理がたまらなくなった方法をお伝えします
事務処理をテキパキやりたい人へ|「超整理法」と「リボルディング払い式事務処理法」:手帳講座第11回応用編
まとめ
私は若いころは事務仕事が苦手だったし
期限までにきちんと物事を仕上げるのが苦手でした
自分の中でそれが劇的に変化したのはシステム手帳のおかげです
手帳のコンセプト通りにスケジュールとタスクを管理すると
自動的に物事がクリアになっていきました
なので 手帳については思い入れが強くて
いつしかこのブログで11記事も書いていました
人によってはデータ管理はデジタルに限ると思うでしょうし
スケジュール管理については紙に限ると思うでしょう
そんな いろんな考え方を私の体験を交えてご紹介してみましたので
あなたがまだ自分に最適な仕事管理システムを持っていないなら
ぜひ参考にしてみてください
手帳は人生に影響を与えます


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