<目標設定シート>で曖昧な願望を明確な目標に変える|この通りやれば目標達成できます!
仕事や人生で目標を持つことはとても大切です
反対する人はいないと思います
でもなかなか自分を突き動かすほどの強い目標を持ってる人はいませんね
なぜでしょう?
本心からの願望を目標にしていない?
目標のゴールまでの道すじが見えていない?
いろんな原因がありますが 今回は目標設定の方法を徹底解説していきます
設定方法さえわかれば 目標を立てることは楽しい作業にもなります
目次
本心からの願望で目標を設定することが一番大事
明確な目標を持ちたい!
そのコツは、目標設定の前に自分の正直な願望を確かめることです
ちょっと人に言うのは恥ずかしい みたいな子供じみた願望で全然かまいません
実はそんな子供じみた願望が一番正直な本心です
たとえば男性の例で
「恰好良い男になりたい」と心の奥で望んでいたとしたら
それが願望です
ただしこのままではいかにも子供っぽいし とりとめのない目標です
なので
これを例に具体的に目標を設定していってみましょう
目標設定シートのひな型の一例です
目標設定シート以下の記事は目標設定シートの手順にそってお話しています
目標設定シートで曖昧な願望を数値化して期限を決める|目標への旅の始まり
ご紹介した目標設定シートに沿って書き込んでいくと
SMARTの法則を全部満たしていくことになります
願望はアナログで目標はデジタルという言い方ありますが
デジタル化するとは数値化することです
恰好よくなりたいを数値化するにはどうするか?
その際はまず
自分にとって恰好いいとはどういうことか?
これを分析します
スタイルがいい☞3か月後までに体重を10キロ減らす
健康で体力がある☞1年以内にハーフマラソンを走れるようになる
お金がある☞来年度の年収を20%アップさせる
いろんな知識がある☞半年以内に良い本を7冊読む
仕事ができる☞営業成績で社内ベスト5に入る
やさしい☞保護猫の募金をする
頭の回転が速い☞何か資格をとるか、速読術などの技法を学ぶ
知識がある☞仕事や趣味の知識を利用してblogを書く、YouTubeチャンネルを開設する
自分の心をコントロール、チューニングできる☞瞑想を習慣にする
これだけ項目が出てきたら この中からもっとも効果的なものをいくつか選んで
それを数値化します
願望を数値化する詳しいやり方はこちらを参照ください
「SMARTの法則」の世界一簡単な具体的活用例|ナポレオン・ヒルの成功法則「明確な目標」の創り方
期限に特化した解説はこちらの記事からどうぞ
期限が持つ不思議なパワーとエネルギーを知ろう|潜在意識は物事の最適な期限を知っている
目標設定シートの内容の説明です
1.目標が決まったら理由と価値を言葉にすること
こうして願望が数値化できたら、なぜ自分が恰好よくなりたいかを書きます
ここは大事なんですが 自分にとってとても納得のいく理由がないと立てた目標もやる気がでません
恰好よくなりたい理由はなにか?どんな価値があるのか?
たとえばこんな感じ
自分は映画などで恰好いい男を見ると昔から元気になるし気分がいい
よく考えてみると、それは理想の自分の追求をしているのだと思う
外見がイケメン俳優のようでなくても
立ち居振る舞いや雰囲気を格好よくすることはできる
そうすれば自分が重要な存在なんだと自分に思わせることができるし
自分だけの高貴な義務を遂行する上で(仕事や家族を守るなど)
自信とやる気を産み出すことができる
そのために、体と心と思考を鍛えることにした。
なんとなく思っている漠然とした願望を、言葉で分析していくと結構深いものになっていきます
充実して生きるための3つの柱|身体と思考と感情を向上させよう
2.現状分析
さて未来に向かって旅立つ決心が固まってきますが
それに対して現状はどうかというのを考えることも大事です
現状分析はともすると嫌なものです。
それは足りないものやできていないことなど、自分を否定することに向き合うからです
でも
これからそういう自分を変えていこうとするにあたって
現状はただ現状に過ぎません。
今どこにいるかを正しく理解しなければ旅の道は見えてきません
たとえばこんな現状かもしれません
「今はちょっとメタボ状態で夜もYouTubeみてぼーっと過ごすことが多い
仕事も生活のためにいやいややっていて、将来を具体的に考えたこともなく貯金もない」
これが現状であれば逆にもう何をやっても現状を変えることができるわけです
3.目標への障害を洗い出す
目標が決まると次にその達成を妨害するものを事前に予測してひとつひとつつぶしていきます
恰好よくなりたいの目標に対してだとこんな感じになるでしょうか
スタイルがいい☞3か月後までに体重を10キロ減らす→仕事のストレスで夜のお酒と食事は変えられない
健康で体力がある☞1年以内にハーフマラソンを走れるようになる → そのために日々走る時間を作れそうにない
お金がある☞来年度の年収を20%アップさせる → 今の会社の仕事をしても1年で20%年収が増えることはない
いろんな知識がある☞半年以内に良い本を6冊読む → 年に1冊程度しか読まないから毎月1冊読めるか不安だ
仕事ができる☞営業成績で社内ベスト5に入る → そのために何をすればいいのかわからない、わかっていればとっくにやっていた
やさしい☞保護猫の募金をする → どこでどう手続きをするのか面倒だし自分が毎月1000円ほど寄付したって大勢に影響はない
頭の回転が速い☞来年資格をとるか、速読術を学ぶ → お金がかかるし速読が仕事に効果あるかは謎、また資格を取っても収入は月に2万円上がるのみで嬉しいけど労力の割には大したことない
知識がある☞仕事の知識を利用してブログを書く → 自分のブログなど読む人はいないと思う、アウトプットよりインプットが大事だ
心をチューニングできる☞瞑想を習慣にする → 毎日遅いし食事にお酒を飲むから瞑想できない。朝は疲れていて早くは起きれない
こうやって自分がやろうとすることに対して自分で徹底的にだめだしをします。楽しく簡単にできますよ(笑)
ケチをつけることほど楽なことはないですからね
で
この赤文字の項目に対して対策を書いていくのです。最後の瞑想のできない理由を例にすると
毎日遅いし食事にお酒を飲むから瞑想できない。朝は疲れていて早くは起きれない
→でも最初は3分でいいから静かに呼吸を整え目を閉じて意識に集中しよう。朝起きたら3分だけやってみよう。やがて5分に、10分にしていこう
と言うふうにやっていきます
4.ロードマップを細かく作る
障害を予測して対策をたてたら次はロードマップ作りです
これは中間目標をたくさん作りましょうということです。それもできるだけ細かく。
恰好よくなるための行動のひとうを例に考えます
健康で体力がある☞1年以内にハーフマラソンを走れるようになる
①次の休日にランニング用のシューズとウェアを買いに行く
②ランニングの本や動画でどんなトレーニングをするかを合計1時間調べる
③10日後の日曜日の朝9時からまずは30分ほどウォーキングしながら時々走ってみる
④毎週土日にそれをやり夜もできれば15分ほど週に2回はやってみる
⑤5キロ走れるようになるのが3か月後
⑥1年後にはハーフマラソンの距離を走れるようにする
⑦2年後に大会に参加する
とこんな具合に設定していくのですが
これだと第一歩の行動はシューズを買いに行く、でありそんなに難しくありませんね
もしかしたらその前にどんな靴がいいか調べるというのがあったり
スポーツ店の店員にランニングシューズのお薦めは何か聞いてみる であったりするかもしれません
こうやって細かく考えていくとモチベーションも高まっていきます
恰好よくなる、の場合はプロジェクトが大きいのでこのほかにも数多くの項目を細分化していくことになります
5.目標がすでに現実となったように鮮明にイメージする
これもとても大事です。ナポレオンヒルもポール・Jマイヤーも
このイメージングに毎日30分取りましょうと唱えるのです
できたらいいなあ、そうなれたらいいなあ、と思ってるうちは
でも無理だから、と必ず心の中で呟いているものです
もうマラソンが走れる自分がここにいる
もう毎月有益な本を1冊は読み
仕事の知識をブログで情報発信している自分がいて
収入が倍になりやさしく粘り強く人生を楽しむ自分がここにいる
心からそう思えるようになることが大事です
具体的には達成した様子をイメージするのですが
そのイメージが鮮明であればあるほど
脳は現実と想像を区別できなくなり
潜在意識が事実であり現実であると誤解したらそれは現実化するのです
これが「思考は現実化する」の仕組みであり、引寄せの法則の正体でもあります
【簡易宝地図法】右脳に絵を左脳に言葉を同時に見せて潜在意識を書き替える方法
6.アファメーションで目標へのモチベーションを維持する
目標への道は長くなることもあります。その間、モチベーションを維持し自分を支えるものとしてアファメーションは必須です
アファメーションとは、ちょうどTwitterに書き込むくらいの長さの言葉で自分を鼓舞することを言います
一人称現在形で自分が心から納得できる言葉で作ります
◆「わたしは恰好よくなることで自分に自信をもち人にやさしくなれて、素晴らしい人間関係を築くことができる」
◆「私は恰好よさを追求する旅の過程で多くの出会いを体験する。
それは走れなかった自分が走れる自分と出会うこと、
本を読まなかった自分が本を読む自分と出会うこと、
平凡な営業成績の自分が突出した営業力を持つ自分と出会うことである」
◆「私は恰好よい男になることで素敵な女性と巡り合う」
こんな風な言葉を必要なだけ用意して一回につき3回繰り返します
これらの言葉は目標の番人、世話人となります
【アファメーション解説&実践法】言葉の力を使いこなして素晴らしい人生を送る
7.うまくいったこと 反省すべきことをあれこれ考える
やがて目標のロードマップの中で、うまくいったこと、いかなかったことなどが出てきます。
それに応じて喜びや充実感、口惜しさや反省点などいろいろな思いが出てきますのでそういうものを記録していきます。今後の糧になるし、作戦へのヒントを考えることで得ることができるかもしれません。
なにより自分の思いでとなるのであなたが生きた証になっていきます
8.達成したら思いを言葉にして次の目標を設定する
目標は必ず達成するか、その通りでなくても何らかの形で達成しなければなりません
これは誤解してる人も多いですが
頑張ったけど今回はできなかった またがんばろう。
は なしです。書いたことは必ずやるのです
自分が計画したことはやりつくして色々別の手も考えたけどどうしても達成はかなわなかった
それはありですが 決めたことをやらずに終わることはなしです
まとめ
目標を具体的に設定するだけでも実はむづかしい
でも逆に素晴らしい目標設定ができたらもう達成したも同じです
とりあえず何か目標を決めてそれを達成することも大事ですが
人生の目標のような大きなものはじっくりと考えてみましょう
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