期限が持つ不思議なパワーとエネルギーを知ろう|潜在意識は物事の最適な期限を知っている
目標設定には明確な計画や具体的な行動、そして期限が必要であるとよく言われます。
しかし期限のもつパワーについてはあまり多くが語られません。
締め切りは必要だ、程度の認識が多いのですが
実はこの期限こそが潜在意識を一番駆り立てる魔法の役割を果たしているのです。
*簡単解説で読みたい方はこちらから
目次
期限自体がパワーを持っている
期限については
締め切りはあってあたりまえ くらいに思われていますが
実は期限というのは一番大事かもしれないんです
スポーツで考えるとわかりやすいですね
野球
![](https://mentor-999.com/wp-content/uploads/2022/07/見出しを追加-34-1024x576.png)
試合の終わる9回に、甲子園などは劇的なサヨナラがよくある。
両チームとも試合が終わることを意識するからです
同様にプロ野球やメジャーリーグでは
9回を投げるピッチャーはクローザーと呼ばれタフなメンタルが一番必要とされます
敵の最後の攻撃は一番エネルギーがあるから
それを防ぐにはたいへんなメンタルの強さが必要なんですね
サッカーやバスケ
![試合終了間際に得点](https://mentor-999.com/wp-content/uploads/2022/07/見出しを追加-33-1-1024x576.png)
時間で終了するスポーツですは
終了間際に劇的なプレーがよくあります。
サッカーでは古くはドーハの悲劇。
日本はロスタイムでイラクに同点に追いつかれてワールドカップ初出場を逃しました
終了間際に多くの点が入るのは期限を意識した人間のパワーにほかなりません
スポーツ以外の期限の力
スポーツ以外にも 仕事や人生に多くの期限がありますね
営業締め切り日
![](https://mentor-999.com/wp-content/uploads/2022/07/見出しを追加-36-1024x576.png)
私は20年近く生命保険会社の営業マネージャーでしたが
締め切り日やその前日など
ほんとうに営業成果がよく上がっていました
もちろん一か月を平均的に活動できればベストですが
人間は期限に向かって集中し 行動するのです
すさまじいエネルギーが締め切り近くになるとオフィスに渦巻いていました
フィリピン独立のエピソード
![フィリピン独立という目標](https://mentor-999.com/wp-content/uploads/2022/07/見出しを追加-35-1024x576.png)
これはナポレオン・ヒルがその著作の中で紹介しているエピソードです
初代フィリピンのケソン大統領は
ナポレオン・ヒルを顧問に迎え 目標設定のアドバイスを求めたそうです
それは1916年ごろのこと。
アメリカ植民地からどうやって独立に持ち込むか
などの技術的な問題のほかに
ナポレオン・ヒルは期限を決めようと提案しました
そして30年後!に独立を達成するとしたそうです
1898年にアメリカの植民地になったフィリピンですが
1916年、マニュエル・ケソンの尽力によりフィリピンの自治を認めるジョーンズ法が成立し、
さらに1934年になって10年後のフィリピン独立を認めるフィリピン独立法が成立、
フィリピン独立への道が開かれた。
しかし1942年の日本軍侵攻によって中断。
このため真の独立は第二次世界大戦後の1946年まで持ち越されることになる。
つまりナポレオン・ヒルがケソン氏に提案した期限の30年後!は
1916年において1946年のことだったのですが
そののちの激しい国際情勢の中で
なんとそのまま1946年に目標達成したわけなのです
期限の力とは潜在意識の力
![潜在意識の力](https://mentor-999.com/wp-content/uploads/2021/07/ascension-1568162_1920-1024x682.jpg)
期限を決めたとたん
潜在意識はその締め切りに向かって動き出すのです
私も望む現実の期限を切ったら その年に達成したことがたくさんあります
昨年も誕生日までに〇〇する!という目標をたてていたら
もうあきらめかけたとき 考えられないような偶然が起こって達成できました
ちょっと神がかった偶然でしたが すべて期限のパワーだと思っています
期限の力を出すには目標にリアリティを感じることが必要
もちろんこんな考え方もあります
そんなに潜在意識が期限に合わせて目標を達成するなら
たとえばフィリピン独立の例などは
来年とか半年後とかに期限設定するればいいじゃないか?
早く独立できるのに!
もちろんフィリピンの例でいくと
ケソン氏は1916年において、来年独立すると設定できます
ただその場合、ケソン氏の潜在意識はそんなことは不可能だと叫び続けるでしょう
また30歳の普通のビジネスマンが政治家を目指して
「次の衆院選にでて当選する」も理論的には可能ですが
その可能性を一番信じないのは本人でしょう
20歳の若者が 現在はスポーツをやってないのに
次ぎのオリンピックに柔道日本代表で出場するとか
それほど強くない県立高校の野球部の普通程度実力の野球部員が
卒業したらドラフト指名を受けてプロに行くとか。
これらはみな本人が信じない=潜在意識が信じない
からかないません。
期限は潜在意識の信じる強さで決まるのです
期限のパワーが働くための条件
![成功プログラム](https://mentor-999.com/wp-content/uploads/2022/05/名称未設定のデザイン-1-1-1024x576.png)
期限のパワーの前提には
潜在意識がその目標を認めていて 自分には達成できると自分を信用しているときに限ります
期限のパワーが働くためには条件があって
1.とても強い願いである
2.自分にはそれができると確信できる
強く願っていても
できるという確信がないとだめなんですね。
あなたが今 会社員で将来独立したいと考えているとき
何年後なら嘘っぽく感じませんか?
半年後は無理
来年もちょっと無理
4年後ならいけそう。
10年後は先過ぎる
というふうに
考えていくと一番いい期限が浮き彫りになって行きます
この場合なら5年後くらいがちょうどいいでしょう
まとめ
強い願いがあったとき
具体的に目標設定していき
それらを達成している自分が見えるようになったときに
自分が感じる期限を決めると
期限に向かって潜在意識が動き始めるので
必ず目標は達成できる
いえ
達成されてしまうのです
つまり期限こそ目標のチェック機能であり
達成に向けての行動のトリガーなのです
動画:期限の役割と期限が潜在意識を動かす仕組み
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