【これからの仕事のために必要な要素】オランダの風車と城下町|イメスト実例紹介⑮
目を閉じて 浮かんでくるものを言葉にして録音する
それがイメスト=イメージストリーミングです。
1970年代にアメリカの心理学者ウィンウェンガー博士が開発したイメージワークです
今回はそのワークで見たイメージの実例をご紹介します
実例集はこちらにあります
イメージテーマ:「これから仕事をしていくには自分には何が必要か」
クライアントさんの言葉です
「オランダだと思いますが運河の風景が見えます。フランダースの犬の風景に似ています。
風車があちこちにあってよく回っています。
あー、オランダというのは風車の国だったなあ、この風車の力がつまり国力だなあ、そんな風に思いました。
一つ一つの風車は別個に動いていても全部合計するととんでもないエネルギーだ、ばらばらにそれぞれの場所で動いていてもエネルギーは合計されるんだなあ、などと思いました。
次の瞬間、雪の降る町の映像に変わりました。
家々には暖炉があり煙突から煙が出ています、ああー、各家の中は暖かく人々は自分の家にこもっていて、人々の知恵も家の中に別個にある。
それぞれの場所で使うエネルギーは各部屋ごとではわずかだ。
でもその全体を賄うには膨大なエネルギーが必要だ
そうか!
暖房のエネルギーを風車たちの作る全エネルギーがカバーしているのだ
使う人は一人づつは少なくても合計すると大きい
作るほうも使うほうも一個づつは小さいが合計すると大きいのだ!
続いて場面が変わり日本の大きな城が見える
大阪城か江戸城のようだ、水の都の中央に浮かぶ城。城下町は城を中心にその力を結集して豊かだ
城のために周囲のあちこちで営みが行われ 城はそれを集めてそれを分配する」
イメージ解釈
この事例だと、目標という中心になる城があれば、あちこちにある風車や人々の知恵が結集するということを表しています。
今は全体としては力もエネルギーもあるのですがいかんせん分散してばらばらであり、個の合計が国力という風になっていません。
城なしで城下町が存在しないように、目標や信念という中心がなければ自分の仕事はばらばらであるということですね。
イメージストリーミングが見事に現状を示しています。
まとめ
今回のイメージも最初は一体なんのことなのか意味不明でした
しかしイメージが進むにつれてクライアントさんには当たり前すぎるほど
鮮明な意味を伝えることになりました
後から文字で見たら まとまったように見えますが
リアルにイメージを見ている最中は
混沌としたイメージが徐々に、そして最後は爆発するように一気に
意味をひらめかせたのです
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません