【自律性解放】知らぬ間にストレス解消が起こっている自律訓練法の不思議な副産物

2021年9月2日

自律訓練法を行っているときに起こる身体の反応の中で

訓練と無関係に起こるものがあります。

多くはチクチクする、

ひくつく、

何か嫌なことを思い出す、

昔の思い出を考えてしまうなどの心身の反応です。

自律訓練法ができばかりの頃は

これはバグのようなものと考えられていましたが

今では

このような反応は

潜在意識の奥底が自律訓練法によって揺り起こされた結果だとわかっていて

そのため反応を深く観察すると人生の大きなヒントがあるのです

自律訓練法中に生じる様々な心身の反応

自律訓練法をしていると
潜在意識の奥=脳の内部にたまった抑圧が
無意識的に開放されることがわかっています

これを自律性解放といいます。

それは自律訓練法の練習中に次のような心身の反応として現れます 

  • 感覚反応 
  • 運動反応 
  • 思い浮かぶこと 
  • 幻覚 
  • 心臓のどきどき 
  • おなかのごろごろ
  •  過去の思い出が浮かぶ 
  • 空想的イメージ 
  • 感情興奮が起こる 
  • 大脳的・間脳的・脳幹部的反応たち 

これらは温感や重感を得ようと練習していると

  自律訓練の副産物のように登場します

  (* ただし体の反応があまりにも異常なときはすぐにやめて医師に相談後に練習を再開してください)

脳にはストレスを解放する機能がある| 中心脳保安解放系

私たちの脳は「中心脳保安解放系」のようなものが稼働していると思われるのです。 

この解放は完全に意識下で行われるので何がどう解放されたかも本人にはわかりません。 

しかし自律訓練をこつこつやっているとこうした解放プロセスが確実に行われるようです

私も体験しました。

これはネガティブな思考やネガティブな記憶からくるダメージを

自然消滅させる機能です

異物が胃に入ると嘔吐するのも解放だし

毒素や菌が入ると発熱してからだをもとに戻そうとする動きも解放です

ホメオスタシス(身体の向上性)のために免疫が働くも解放でしょう

つまり
自律性解放は
ホメオスタシスの心理バージョンと考えるとわかりやすいでしょう

間脳に働きかけるとストレス解消は自然発生的に行われる

自律性解放は自然発生的に行われるので
それが起こったこともわからないほどです
なのですが

どういうときに何に対して解放が行われたかを後付けでも知ることができれば

自分の心について理解が深まります

自律性解放が

自律訓練法をやってると発生すると知っていれば

来た時にわかるようになります

妙に目元がひくひくするとか

妙に幼年時代の記憶がよみがえるとかですね

そんなとき今自分には自律性解放が起こっていると自覚して

発生している現象を眺めると

人生への大きな指針が得られます

その解放は

大脳の潜在意識から来たり

深いものだと間脳や脳幹部からきているものもあります

自律訓練法は本来
間脳や 脳幹部をリラックスさせる技法でもあるので
そういうことが起こるのは当然かもしれないですね 

自律性除反応と自律性言語化|自律性解放を誘導する究極の技法

このように自律性解放を意識して
自然発生的に行われる解放を意思の力で促進することを
自律性除反応といいます

さらにそれを発展させて

自律性解放が起こっているときの

心身に現れる様子を言葉にしていくことを

自律性言語化といいます

自律性解放を積極的に引き出そうとする技法です

自律性除反応で見えてくるものを言語化して

録音して

のちにそれを書留め、自分の解放のパターンを見ます。

見えるもの感じるもの思い出すこと思い付くこと

私の脳はわたしに何を伝えようとしているのか

などが読み解けて来ます。

この自律性言語化の一連のやり方は

イメージストリーミングそのものといってもいいでしょ

ストレスのダメージから回復する自律訓練法の効果

もともと自律性解放を待つことなく
自律訓練法にはストレスを中和する作用があります

例えば強いストレスがかかる状況の中にいるとします。

仕事で追い込まれていたり、とても多忙であったりくたびれてしまって頭が働かないような状況です。

その時に自律訓練法により自律性状態に入ることができるようになっていればどうでしょうか。

なんと疲れは噓のように取れるのです。

もちろん、問題そのものが消えることはありませんから、

自律性状態から通常の状態に戻れば問題は戻ってくるのですが、

自律性状態中には消えています。

そしてまた、戻った時には問題の捉え方も変わっているのです。

そしてニュートラルになった頭で問題に取り組むことができるのです。

つまりストレスを解消ではなくて、中和してしまう効果があります。

自分は特にストレスの影響を受けやすいと思っている方、

運動をしたり映画を見たりのきばらしでは全くストレスから逃げられない方には、是非ともおススメです。

自律性解放はストレスを中和するのではなく解放する現象

あいつだけは許せないとか

彼のしたあのことだけは許せないとか

リアルに思い出すとそのときの感情が再現されるのでたまったものではありませんね。

また あーあれだけは失敗したというくよくよ気分は

ねちねちとずっと心に語り掛けてきます

失敗したなあーみたいな感じで。 


考え方を変えたら消えますとよく言われますが

それは胃がなければ胃潰瘍にはなりませんと言ってるようなもので役にたちません。

 実は頭で考えても消えません。

でもリラックスするだけで消えることがあります。 

もちろん深呼吸したりちょっとだけ瞑想したり静かな音楽を聴いたり森を散歩したりしたくらいでは

少し減っても消えません。


 自律訓練法の標準練習をマスターして日々自律状態に入ると

間脳に沸き起こる怒りやネガティブからの脳からの非常事態宣言が取り消されます。

そうすると回復へのフィードバックが脳と身体の間で行われますので全く無自覚なまま 

いろんな問題が自然消滅します これらを総称して自律性解放といいます。

まとめ

自律訓練法で訪れる自律性状態という感覚は

深いアルファ波状態、深い瞑想状態などとも同じ境地です

これらはみな変性意識状態です

最近では変性的な意識ではなくてこちらのほうが根源的だということで

変性意識状態ではなく根源意識状態と呼ばれることもあります

あまりにも言葉と論理で充満した私たちの意識の奥に

人間が本来あるべき姿としての

根源意識状態の境地があるわけです

これは今や科学的にもその状態は確認されています

そしてこの根源意識=自律性状態に毎日はいっていると

ネガティブな思考を無意識が修復するという

自律性解放が起こるのです

自律訓練法の効果は本当に素晴らしいものがあります

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