【自己暗示を起こすイメトレ】鮮明なイメージを脳に焼き付ける方法|マインドフルネス瞑想が必須な理由

2024年5月7日

アファメーションは言葉で行う自己暗示法ですが
イメージを使った自己暗示法があります
あなたの思い描く映像が 現実の出来事のように脳にしみ込んでいくと
潜在意識はもうそれを達成したものと思い込むのです
つまり まだ実現していないのに潜在意識の世界では現実になっているのです
今回はどうやれば そんな鮮明なイメージを見ることができるのか?
脳にどうやってありありとした映像を焼き付けるのか?
ご紹介して行きます

脳はイメージを見る装置

イメトレは 脳にイメージを貼り付けていく作業です
そして脳は無限に高性能な映像を見る能力を持っています

私たちが「何かを見ている」と言う時

実はそれは目で見ているのではありません

目は外界から光線を取り込んで脳に送る装置です

なので

私たちは目から入った映像情報を

脳の視覚野で画像処理してそれを脳が見ているのです

なので脳の中には無数の映像スクリーンが並んでいると言えるのです

この脳のスクリーンに意思の力で映像を映そうとするのがイメトレです

脳内では映像は鮮明に見えている

脳のスクリーンに映像を焼き付ける

イメージがなかなか見えないという人が多いのですが
実は
私たちが気づかないだけで 脳の奥底では 鮮明に見えています

つまりイメージは間違いなくそこにある!

鮮明に見るかどうかは 私たちのイメージ想起能力次第なのです

イメージがゼロであり、ないものを見ようと努力するのではなくて

もうとっくに見えているものにいかにして気づくか?

これがイメージトレーニングなのです

イメージトレーニングのイメージを鮮明に見る方法|ユング心理学のイメージング体験で変わる脳

脳はいつも様々なイメージを見ている

雑念とイメージの関係を空の譬えで考える

雲があると空というスクリーンが隠れる

雲があると 当たり前ですが青空は見えないですね
脳の奥ですでに見えているイメージも心の雲によって隠されているのです
それは思い込みと雑念の雲です

雲の切れ間に光が見える

雲一つない真っ青な空こそ

雑念のない心といっていいでしょう

こんな状態の時 鮮明なイメージが見えるのです

映像のスクリーンとして理想的ですね

雑念とイメージの関係を海の譬えで考える

心にさざ波が立つとイメージは見えない

荒れた水面は鏡の役割を果たしません
心も同じで荒れているとイメージを映しません

どんよりした心にはイメージは映らない

水面に波が立たず 雲一つない空を映すときが 一番映像を映すのです

このとき素晴らしい鏡となるのです

静かに凪いでいるときにはじめてモノを映すと言えます

明鏡止水こそイメトレに必要なこと

明鏡止水の心がイメージを鮮明に移す

明鏡止水という言葉があります
鏡のように滑らかに水面が止まっている状態ですね

心の水面が明鏡止水になったとき イメージを鮮明に映し出します

ということはイメージトレーニングぞのものの前に

心を穏やかにする必要が絶対にあるわけです

そしてそれこそ瞑想なのです

心に明鏡止水を作る方法

心を明鏡止水にする方法

イメトレの柱は心を明鏡止水にすることです

そのために瞑想、自律訓練法、アルファ波状態に入る

などの深いリラクゼーション技法を使うのです

これらはみな瞑想技法のひとつです

つまり瞑想によって静かな心を作ることがイメージトレーニングにとって一番大事なのです

心の雲を取り払い青空を見ること

心の水面を静かにしてなだらかな明鏡止水の状態をつくること

これが大事になるのです

そうなるとイメージトレーニングは自然い進んでいきます

まとめ

心の水面を明鏡止水の状態にすることで

イメージを脳に焼き付けることができます

つまり 強力な自己暗示をかけることができます

実際に体験するとちょっと怖いほどの鮮明さになります

そこまで強い鮮明度のイメージはそれ自体がエネルギーをもっていて

願望や目標やこうありたいという気持ちを実現するものです

さらに鮮明なイメージが出ている時は

確実に深い瞑想状態でもあるので

深い癒しも与えてくれるのです

イメトレと瞑想、自律訓練法は切ってもきれない関係なのです

動画で解説しています

能力開発のための自律訓練法教本

セミナー用資料を23ページの教本として改訂しました