【自律訓練法第5公式】目からうろこの瞑想法 腹部温感練習|お腹が暖かくなると心の底から落ち着いて来る

2024年8月23日

自律訓練法の第5公式は腹部温感練習、つまりお腹が暖かくなる練習です。
多くの人はここを突破できないので自律訓練法の中では難易度が高いと言われてますが
実はマスターしてしまえば簡単だし 手足よりもずっと気持ちがいいものです。
腹部音感は腹部に力強いエネルギーを感じる練習でもあり
これによって安定した心を作ることも可能となります

第5公式腹部温感練習とは?

解説版

誘導動画版

自律訓練法の第一公式と第二公式の練習で、手足の重温感をマスターした段階で、簡易自律性状態に入ることができます
その後、第三公式と第四公式での呼吸と心拍音の確認はその結果自然とわかるものです

自律訓練法の練習を体験

そして残りの4割の中に腹部温感練習は位置します

手足の温感は慣れてくると手のひらや足の裏に意識を集中することで

温かさを感じるものですが

お腹があたたかくなるというイメージがそもそもわからないという声もよく聞きます

腹部温感練習のコツとポイント

自律訓練法第5公式腹部温感練習

お腹の裏側にある太陽神経叢を感じることが腹部温感練習のコツです

太陽神経叢=復腔神経叢とは間脳にある自律神経の中枢から内蔵へとつながる回路です

自律神経は間脳から内臓に直接行かず

いったん自律神経の内臓部門出張所みたいな太陽神経叢に集まります

そこから内臓に向かうわけですね

その太陽神経叢は みぞおちからおへそのあたりに広がっています

なのでお腹の その箇所をイメージし

太陽神経叢が 温かく燃えているというイメージをするのです

自律訓練法は普段意識を向けない身体の部位を意識することで

その存在を感じる練習でもあります

なので要領さえつかめば驚くほど速く太陽神経叢を感じ取ることができて

腹部温感がわかるようになるのです

腹部温感の効果

腹部温感練習の効果

腹部温感練習はこの太陽神経叢をいたわり、かつ活性化するので
身体を根本から癒します

そしてお腹にパワーが貯まる感覚がつくことで

ドキドキや不安感の解消につながるのです

お腹がどっしりした感じになると緊張もとれ

自信も生まれてきます

日常の場面でもとてもダイレクトに役立つ練習です

そして腹部温感をマスターすると この時点で

身体は両手両足お腹が温かくなっていますので

首から下が全部温かい感じになっています

それはとてつもない快感であり

温泉よりも気持ちがいいです

温泉が外側から来る温かさであるのに対して

自律訓練法の温感は内側から湧き出る温かさなのです

まとめ

自律訓練法の練習をして標準練習をマスターしようとするとき

多くの人が挫折するのが腹部温感練習です

それまでの手足は割と意識出来る場所ですが

お腹に対してアプローチするのはとても難しく感じるのです

そしてイメージできないことは言葉だけで唱えても身体は反応しない

そこで今回は腹部温感練習のイメージのポイントなどをお話ししてみました

ご参考になればと願っています

ブログ内記事|自律訓練法の具体的練習方法とポイント

ブログで学ぶ→【ひとりでできる】自律訓練法7つの公式の具体的練習手順|詳細解説一覧表

動画で学ぶ→自律訓練法を動画で学ぶ:自宅で一人で練習できるチャンネル紹介

ヨガ瞑想チャクラで考える→7つのチャクラのヨガ瞑想で身につく自律訓練法7つの公式シリーズ|全6回の紹介です