【自律訓練法消去動作】瞑想状態から通常意識に戻るための儀式は大事|心身のギアチェンジ
自律訓練法の練習の後には必ず消去動作をして
自己催眠状態のボーっとした感じから
シャキッとした状態に戻ることが推奨されています
今回はこの消去動作についてブログや動画の読者、視聴者の方から受けた質問について
いろんな質問をいただいていますの回答を兼ねてお話します
自律訓練法で消去動作をするとその成果まで消えませんか?
自律訓練法をしているときは 半ば自己催眠状態になっているので
練習が終わると その影響を消して通常の状態に心身を戻す必要があります。
しかし、逆にせっかくの5分ほどの練習の中で起きた回復状態の効果が
消去動作とともに消えるのではないか?
そんな疑問をお持ちの方もいらっしゃいます
この疑問には自律訓練法の本質を語る大きなテーマが含まれています
自律訓練法のその場の効果とずっと残る効果
自律訓練法をやってる最中は気持ちがいいですね。
そんな快感が練習の終了と共になくなり
さらに消去動作によって余韻すら残らない
ということは消去動作は効果を破壊しているのではないか?
こう思うのは当然の考えです
その場の快感だけが自律訓練法なら消去動作などしないほうがいいですね
自律訓練法の本当の効果は味わう快感ではなくて
練習中に心身に大きな影響を潜在意識のレベルで与えていることにあります
それによって免疫力も向上するし 深い長年のストレスが消えていったりします
つまり
やるたびに毎回 潜在意識に変化をもたらしているのです
少しづつ少しづつ。
なのでその日その場の練習の気持ち良さが消去動作で消えても
奥底で起きた変化には影響ないから大丈夫なんですね
自律訓練法や瞑想がやっていること
すべての瞑想は外界への注意の出力を下げることにあります
これをBSROと心理学では読んでいます
平たく言うと 外界への注意 ですね
BSROを下げることで潜在意識レベルに変化が起きます
外界に注意を向けないということは内側の感覚にのみ浸るということ意味します
このとき人は変性意識状態に入るのです
だから BSROの出力を戻さないと日常に戻れません
なので消去動作をしているわけなのです
ということは 寝る前に自律訓練法をやった場合は
消去動作をしなくていいんじゃないか?
と聞かれることもありますが答えは簡単
そうです、不要です。
BSROが必要な睡眠に入るのにわざわざ消去動作をする必要はないですね
休日やこれからぼんやりできる時間の時にも不要です
もちろん治療のためにやってる人は必ず手順通りしないといけませんが
能力開発のための自律訓練法では不要と言っていいでしょう
動画でも解説
自律訓練法の練習について
①背景公式: https://youtu.be/j529UvXfRDM
②自律訓練法の練習時間: https://youtu.be/C3E8biqYh_U
③自律訓練法の3つの姿勢: https://youtu.be/XOe6beOYis8
④第一公式: https://youtu.be/izTXRmYKKj0
⑤第二公式: https://youtu.be/3JSqZp4Z8xc
⑥第三公式: https://youtu.be/yxFgGqydV-Q
⑦第四公式: https://youtu.be/YeNjhY_NyVQ
⑧第五公式: https://youtu.be/THt0R7nN0yY
⑨第六公式: https://youtu.be/uPNP-_AbbTA
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