コーチングよりメンタリングが日本人には向いている|パーソナルメンターで問題解決&未来志向

2022年10月2日

新人教育にメンター制度を取り入れる企業が増えています

今回はこの優れた方法を個人の人生に応用する

パーソナルメンターの話です

コーチングは目標達成に積極的に向かうクライアントさんが

みずから必要とする部分に対してのみサポートを受けます

一方 コーチングと違って メンタリングは

メンターがクライアントさんに積極的に知恵を授け 具体的に応援し 行動をサポートしていくのです

メンター制度をひと言でいうとこうなります

企業のメンター制度

新人が入社したとき 研修や上司の指導はありますが
日常の仕事の実務はそばにいる先輩が教えることが大半ですね

しかし いつまで教えるのか 誰が何を教えるのか が決まっていないので

効率も悪く先輩の負担になったり 新人からみれば妙な気遣いになったりします

そこでどっちみち先輩が教えるのならそれをはっきりと形にして

期限も内容も決めて新人に仕事を教えていく 

これがメンターとメンティの関係で行われるメンター制度です

元々は企業で始まりましたがこの手法を個人に応用するのがパーソナルメンタリングです

コーチとメンターの違いは絵で見ると一目瞭然

コーチングは目標を持った人が 
より高くより早くそれを達成したいときに向いています

クライアントさんはコーチと対等の立場で自分の目標をあれこれ考え行動します

コーチングの仕組み

メンターが行うメンタリングは

メンターの知恵や体験や知識やメソッドを

メンティ(クライアントさん)が受け取ります

メンティが積極的に何かをするというより

メンターに教えてもらってメンターに引き揚げてもらうのです

メンタリング

悩みがあるときはコーチングよりメンタリングの方が向いている

まとめると
目標をもってそれに向かって行動したい人にはコーチングが向いていて
今何か問題を抱えて苦しくて それを解決しながら未来に向かっていきたい人にはメンタリングが向いています

一般に日本人の感性はコーチングよりメンタリングに向いていると思われます

また自分の状況がどちらに向いているかでどちらのセッションがいいかを選ぶべきでしょう

【簡単解説】新しい日本人向けコーチングのやりかた|teachingとスキル習得がコーチング効果を倍増させる | 辻冬馬式コーチング (mentor-999.com)

メンターの語源は古代ギリシャ叙事詩オデュッセイアの登場人物

*本記事内のオデュッセウスの内容は呉茂一翻訳『オデュッセイア』を参照しています

メンターの語源は遠く古代ギリシャにさかのぼります
ホメロスの有名な叙事詩「オデュッセイア」の登場人物メントールから来ています

「オデュッセイア」には

主人公オデュッセウス(「オデュッセウスの物語」が「オデュッセイア」となります)

の息子テーレマコスを

教え諭し 知恵をさずけ サポートするメントールという人物が登場します

これがメンターの語源です:どちらもmentorです

そして実はこのメントールは女神アテナイが変身した姿なのです

だからメントールは必然的に神々の叡智を授けるわけなのです

オデュッセウスの中のメントールの行動(概略オデュッセイア)

古代ギリシャの叙事詩人ホメロスは 人類が生んだもっともすぐれた詩人のひとりです

その作品『オデュッセイア』はトロイア戦争の英雄オデュッセウスが

トロイアから故郷イタケーへ帰るまでの長い放浪と漂流の苦難を描いたものです

長い放浪と漂流の苦難とは、私たちの人生そのものを示しているとも言えますね

その様をオリュンポスからつぶさに眺めていた女神アテナイは

やがて オデュッセウスの救出に乗り出します

アテナイ女神
アテナイ女神

メンターが助けるという展開に 見事になっているのです

その時点では様々な冒険の果てに

主人公のオデュッセウスは絶海の孤島でカリュプソー女神に捕らわれています

アテナイ女神はオデュッセウスの息子テーレマコスのもとに行き

父の帰郷の道筋を作らせようとします

オデュッセウスのもとに直接行かないのは

これをこらしめようとするポセイドン神との直接対決を避けるためです

そして女神アテナイはテーレマコスのもとへ登場するとき

オデュッセウスの友人メントールの姿を借りたのです

あなたが私をメンターに選んだとき
それはあなたの潜在意識が私という人間の姿を借りているとも言えます

そしてメントールの口を通して多くの示唆に富む言葉を与え

励まし鼓舞し 道筋を示してあげました

だけど実際に行動するのは テーレマコス
という明確な線引きあります

オデュッセウスについても有形無形の支援をしますが

やっぱり実際に 行動し戦うのはオデュッセウス本人という

ここにも明確な線引きがあります

メントール=アテナイ女神は

彼らに

力を勇気を吹き込んで前よりいっそう願いと目標を意識させていきます

最後に事が成就して再び故郷で王に返り咲いたオデュッセウスを言祝ぐとき

アテナイ女神はやはりメントールの姿を借りています

作品「オデュッセイア」の中のメントールの役割の大きさがわかります

私たちの人生の中でもメンターの役割はこれほどに大きくていいのだと思います

テーレマコスが困ったことを相談したときのメントールの答え

このエピソードに注目です
現代の潜在意識の役割をそのまま示しています

テーレマコスは異国に到着して

父オデュッセウスのことを訪ねるために

大勢の人に囲まれた偉大な英雄ネストール王のもと近づいていったとき

逡巡してメントール(アテナイ女神が変身した姿)にこう言います

人間らしい弱気な発言をします

「メントールさん、あんな偉大な王に

どんなふうに近づいて挨拶して尋ねたらいいんでしょう

抜け目なく行き届いた物言いはできませんし

若すぎるから年長の立派な王に話しかけるのは気が引けるのです」

するとメントールは即座に返答します

「 テーレマコスよ

おまえが自分で胸の中ではかる思案と

神様がおまえにお授けになる策とは別物だよ

というのはそもそもおまえが

生まれたのも育って来たのも神慮に背いたものではないからだよ 」

神様と神慮を潜在意識と読み替えると

驚くほど自意識と潜在意識の関係を示しています

現代風に書き換えてみます

あなたが 思考で考えるものと 潜在意識からひらめきは別のものです 

あなたの生命が誕生しそして成長するにあたっては 潜在意識がそれを守るように動いています 

だから潜在意識からのひらめきはあたなを助けるものなのです

(辻の付記:あなたの潜在意識は目の前のどんな人よりも経験豊富で立派なのです:ユングがこのような意味のことを書き記しています)

そしてこの考え方は

前者は女神アテナイがメントールにいわせたセリフ

後者は 潜在意識があなたの目の前にいるメンターに言わせるセリフ

なのです

神々=潜在意識が窮地を救う

オデュッセウスの中では

このままでは立ちいかなくなってしまうとき

神々が気づかせたり警告したり

支援者を連れてきたりと

オデュッセウスやテーレマコス本人たちももちろん頑張るのですが

そのサポートをアテナイ女神をはじめとして神々が的確に行うのです

この神々を潜在意識と置き換えるときに

私たちの人生は豊かになるのです

そして神々は常にメントールをはじめ誰か人間に変身して言葉を伝えるのですが

現代では神々を潜在意識と読みかえれば

同じことができるのです

まとめ

オデュッセウスというヨーロッパ人が今でも古典として学ぶ作品は

単純にとても面白い作品です

しかし神々を潜在意識と読み替える時

21世紀の我々にとっても貴重な人生読本になるのです

ちなみに神々=潜在意識と読み替えた研究本もあります

『神々の沈黙』ジュリアン・ジェインズ著

https://honto.jp/netstore/pd-book_02542239.html

動画の解説はこちら

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