気分転換にとても効果的なアファメーション|思考にもクラスがある<松・竹・梅>切り替え法

2024年10月30日

何か出来事が起こると、わたしたちは必ずセルフトークをしています
うれしい やったー、どうしょう、まずい、いやだなあ
などなど 
心の中で必ずひとりごとを言ってるものです
今回はこうした無意識に行われているセルフトークの内容を
意識的に変えることで 人生さえ変えてしまおう!
そんな話です

セルフトークでネガティブな気分は変わる

セルフトーク

ネガティブな気分になったときに、言葉を使って心の状態を軌道修正することができます。

  • ああ、今日は会社に行きたくない
  • どうしていつも失敗するんだろう
  • こんな目標は自分にはもともと無理なんだ
  • チャンスをもらった でもできるんだろうか?

こんな風に、心の中でつぶやいたことはありませんんか?

だれでも一度はあると思いますし、実際のところ頻繁につぶやく人もいます。

こんなときのために、自分を条件づける言葉を用意しておくと

セルフトークで気分を変えることができます

【アファメーション解説&実践法】言葉の力を使いこなして素晴らしい人生を送る

YES BUT法でセルフトークの言葉を変える

セルフトークで気分を変える

YESBUT法。
名前の通り、まず認めて次に「でも」と反論します
ここでは自分自身に反論することになりますね

  • ああ、今日は会社に行きたくない

BUT でも行けば充実するし、今日もそうなるに違いない

  • どうしていつも失敗するんだろう

BUT でもあの時はうまくいったし、考えて見たら成功もたくさんしている。大丈夫だ

  • こんな目標は自分にはもともと無理なんだ

BUT でもこれは誰にとっても大きな目標で誰でも苦労する。自分も苦労するががんばろう

  • チャンスをもらった でもできるんだろうか?

BUT でもこのチャンス自体よくゲットしたものだ、結果は考えず目の前の一歩一歩に集中していこう

ネガティブな気分が訪れるたびに使ってみるのです

だいたい自分がネガティブになる場面って決まっているので

10通りのネガティブシーンをあらかじめ想定しておいて言葉を用意しておく

すると自分で自分を慰め励ます習慣が出来上がるのです

<松・竹・梅> 思考切り替え法|イエスバット法の進化系バージョン

松竹梅切り替え法

YESBUT法はとてもシンプルだから 簡単にやってみることができます

でも YESBUT法は

今の自分の感情に賛成か?それとも反対か?

みたいな感じになるので白黒つけるような気分がして

せっかくやってみたものの

BUTのあとに続く新しい自分の考えに

嘘っぽさを感じたりするんですね

そこでもう少しバリエーションに富んだ思考の 松・竹・梅の切り替え法を使ってみます

これは今の自分が

あー、また問題が起こった、いやだなあ と感じたときに使うととても効果があります

松竹梅切り替え法はこうなります

まず 「あー、また問題が起こった いやだなあ」とネガティブ感情が起こったら

これは松・竹・梅の梅の思考をしているなとまず自覚する

次に最高の松の思考だと

「問題が起こった、でもこれは自分がより高い成長をするために必要な苦難だ。これを克服してさらに成長しよう」

こんな風になるでしょうか。

これだけだとYESBUT法と一緒です。

この松の思考を 模範解答過ぎてリアリティーを感じない自分がいるので

もう少しランクを下げた思考、竹の思考も考えます

「あー問題が起こった、しょうがないなあ、いやだけどやるしかないなあ、なんとかクリアしないとやばいなあ、たいへんでしんどいけど 週末にはデートだ、頑張ろう」

とまあ、自分が受け入れられるレベルの言い方に落とした、前向きな思考を考えるわけです

基本、「梅」思考を感じたら、「松」思考と「竹」思考を考えて、

そうすることで自分を客観視して落ち着きつつ

今の感情が受け入れられるレベルの言葉を考えるわけです

「松」の思考は理想形なので

「竹」の思考の中にほんとうに役立つ言葉があるんです

自律訓練法意思公式練習にも有効な松・竹・梅ステップアップ法

自律性状態(瞑想状態)になってアファメーションを行う自律訓練法意思公式練習では

大きなテーマについては、まさにこの松竹梅の技法を用いて

まず「竹」の思考で最悪の「梅」の思考から離れて

最終的に「松」の思考のアファメーションを行ってテーマを達成します

ABC理論における出来事の捉え方を変える方法でもあります

まとめ|条件反射になるまで繰り返すこと

人は日常のあらゆる場面でネガティブが顔を出します。

人間は、危険を察知しそれに対応するため、

脳はネガティブに物事をとらえるようにできています。

だから悲観的とか消極思考とかで悩む必要はありません。当たり前だからです。

ただし、その危険対応のエネルギーをうまく変換できれば 

つまり「梅」思考を「竹」思考を通して「松」思考に変えていければ

より良い生き方できるのです