【脳波まとめ記事】アルファ波とシータ波の関係を徹底解説|効果と仕組みと脳波を使った瞑想のやり方
*この記事はアルファ波バイオフィードバック装置を用いて実際に脳波を計測しながら瞑想した体験をベースに書いています
脳波をコントロールすることでリラックスしたり集中したり
自分の思うように自分の心をコントロールできるようになります
そのためどうすればアルファ波を出せるのか?シータ波を出せるのか?
というということが注目されています
今回はアルファ波とシータ波の出し方と
それらの効果についてお話していきます
目次
アルファ波の発見
1924年ドイツの精神科医ハンス・ベルガーは
被験者が目を閉じて安静にしている時と目を開けた時とで
脳波の周波数が違うことを発見しました
安静時の脳波は発見者の名前を取ってベルガー波と名付けられましたが
それが今はアルファ波と呼ばれています
アルファ波はリラックスのシンボル
坐禅をしている僧の脳波を測るとアルファ波が出ています
これは実験でわかっています
ということはヨガの瞑想でも自律訓練法でもアルファ波が出ていると思われます
安静時の脳波なので リラックスしたらアルファ波がでるわけです
そこでアルファ波が出ればリラックスできるから どうやってアルファ波をだすか?
ということでモーツァルトを聴く 自然の音を聞く 森を歩く 海を眺める
お風呂にゆったりと入る などのいろんな方法が考案されています
アルファ波とは何か?効果とコントロール方法|瞑想にもマインドフルネスにも登場する癒しの根源
でもアルファ波が出てるとどうやって知るのか?
今や様々なアルファ波誘導法があります
でもたとえばしばらく森の中で川のせせらぎを聴いて小鳥のさえずりを聴いていたら
確かにリラックスしてくることはわかりますが
脳波がアルファ波だとどうやってわかるのでしょうか?
リラックスすればアルファ波が出ているはずというのは乱暴だと思いますね
アルファ波が出ているかどうか知るには やはり 計測するしかないわけです
計測の体験なしに 静かに呼吸をしていたら必ずアルファ波になりますというのは
???という感じです
バイオフィードバック装置でアルファ波が出たことを完全にわかった状態で
5分なり10分なりの長い時間 自分のアルファ波状態を確認してはじめて
ああ、これがアルファ波だと言えるのです
そしてこれが一番大事なことですが
何回かアルファ波状態を体験していくうちに
自分がこんな感じになってるときはアルファ波状態だと確信できるようになります
ちょっとだけアルファ波が出たのではなくアルファ波の状態に入ったと確信できるのです
本物のアルファ波瞑想法のやり方|バイオフィードバック装置が導く深いアルファ波の世界
体験から語るアルファ波への誘導音声動画
アルファ波をどうやって出すか?この質問には意味がないということが
おわかりいただけたでしょうか?
アルファ波が一定時間の間、一定レベル以上の強さで継続して出ている状態
アルファ波状態に入ることに意味があるのです
そもそも目を閉じて深呼吸したら ほぼ確実にアルファ波が瞬間的にはでます
でも
5秒とか10秒の短い時間アルファ波がでても リラックスすることはないし
心も体も変わりません
5分の時間のうち4分30秒以上とか10分のうち8分以上とか
30分のうち25分以上とか
一定時間内において 80%以上アルファ波が出ているとき
アルファ波状態になります
そしてアルファ波状態に入ることに意味があるのです
この動画は実際にバイオフィードバック装置を使った体験をもとに
アルファ波状態に入れるように構成しています
アルファ波瞑想トレーニングのための音声誘導動画|アルファ波につつまれて変性意識状態へ
アルファ波の奥にあるシータ波
アルファ波状態に入って さらに瞑想を続けていると
やがてより深いリラクゼーションのシータ波状態になります
ここでもシータ波が出ることには意味がありません
寝る前には毎日みんなシータ波が出ていますがそのことは特別なことではありません
覚醒したまま 自覚したまま
一定時間内に一定レベルのシータ波が出続ける状態
シータ波状態に入ることに意味があるのです
θ(シータ)波の出し方|アルファ波の奥底に潜む超リラックスへの扉
体験から構成したシータ波誘導音声動画
シータ波を覚醒したまま味わうための音声誘導動画です
起きたまま寝ている それがシータ波状態です
シータタ波(θ波)瞑想のための誘導音声with自律訓練法|バイオフィードバック装置の体験から
自律訓練法を脳波から考える
アルファ波状態やシータ波状態に入ると自律訓練法第6公式の
額涼感が期せずしてできるようになります
そしてそれができるようになって自律訓練法をやると
あっという間に全行程クリアすることがあります
【アルファ波から自律訓練法へ】私はアルファ波バイオフィードバックをマスターした後であっという間に自律訓練法をマスターした
アルファ波のためのバイノーラルビート音
パラメモリーという装置をご存じでしょうか?
バイオフィードバック装置を使う前に2年ほどよく使っていたことがあります
この装置を使うとアルファ波やシータ波がよく出るようになります
現在ではインターネットでバイノルビート音を無料で聴くこともできますので
イヤホンなどでそれを聴けばパラメモリーとほぼ同じ効果を得ることができます
左右の耳に異なる周波数の音を聞かせることで
脳にうねりを起こすことで脳波を変える仕組みです
【アルファ波とシータ波誘導マシン】パラメモリーで潜在能力を引き出して自分を変える方法|体験談から
まとめ
瞑想や自律訓練法の練習にアルファ波やシータ波を使うと
間違いなく練習は加速します
脳波の誘導を考えることは自分にとっての最適なリラックスとはどんなものか?
を考えるいいきっかけにもなりますので
アルファ波やシータ波を意識して過ごすことはとても人生に有意義なことだと言えるでしょう
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