【絵本でわかる】ユング心理学「アクティブ・イマジネーション」超入門|まずは基本の仕組みを知ろう
もし、あなたの心の奥深くにいる「もう一人の自分」と、直接対話できるとしたら、知りたくはありませんか?
心理学の巨匠ユングが、自らの探求のために30年以上も使い続けた秘儀、それが「アクティブ・イマジネーション」です。
この方法は、深遠な効果を持つ一方で、あまりにも難解だと言われてきました。
ご安心ください。この記事では、その核心部分を**「絵本のように」**シンプルな3ステップで解説します。誰でも、潜在意識との対話の第一歩を踏み出せるように、分かりやすくご案内します。
詳しく解説した記事はこちらです → 【能力開発のためのユング心理学】アクティブイマジネーションで潜在意識と対話する|究極の叡智との出会い
目次
ユング心理学の最終奥義「アクティブ・イマジネーション」とは?

アドラー心理学やNLP,交流分析(TA心理学)は いろいろなセミナーでもよく語られます
でも20世紀心理学草創期の巨人ユングについては 実践の場で語られることはありません
しかし中には病気ではなく普通の人が仕事や人生に使えるものがあります


中でも私自身が利用してこれはすごい!と思ったのがアクティブイマジネーションです
それはユング自身が30年以上使ったという優れた秘儀のようなメソッドです

この根本的な土台となる考え方はシンプルにこうです

氷山モデルで語られることの多い潜在意識
氷山は海中に沈んだ部分が全体の9割以上。つまりそれが潜在意識です
そして巨大であるだけ そこの思考の方が海面上の顕在意識の思考よりも凄いのだということです
なぜ、潜在意識との「対話」が人生を変えるのか


そこでアクティブイマジネーションを絵本のわかりやすさで解説してみました
【3ステップで図解】アクティブ・イマジネーションの簡単なやり方
ステップ1:心の「舞台」を用意する
まずは場面の舞台設定です


その舞台上に動きが起こります
それこそが潜在意識からのメッセージです


ここで熊の登場が潜在意識の思考そのものである、ことを理解するのが大事です

ステップ2:現れた「登場人物」に話しかける
潜在意識が見せてきたイメージに 自分である自意識が質問をします
熊がいつしか登場したことに気づいた自意識=あなたは それに向かって意識的な質問をするわけです




ステップ3:対話を続け、その意味を受け取る
こうして自意識と潜在意識の対話が始まる





全体の流れを整理すると

こんな風にイメージを通して 自分にとってのテーマや答えがわかってきます


場面設定☞潜在意識のシンボルが登場☞話しかける☞シンボルが答える☞それを受けてさらに話しかける☞シンボルがさらに答える☞繰り返して答えを集めていく・・・

この一連のアクティブイマジネーションの意味を考えるとこうなります

ただしこれはその日一回だけのワークです
実際のアクティブイマジネーションはこういうワークを数か月、数年にわたって行っていくのです
その展開は驚異的なものになると思いませんンか?
ユング自身はこれを30年に以上にわたり続けたのです

まとめ
今回は、アクティブ・イマジネーションの最も重要な「基本構造」を、絵本のように分かりやすく解説しました。
この「舞台・登場人物・対話」というシンプルな仕組みさえ理解すれば、この先のより発展的な探求も、迷うことなく進めるはずです。
これは単なる心理学の技法ではありません。あなたが生涯をかけて、ご自身の内なる賢者と関係を築いていくための、壮大な旅の始まりです。
まずは最初の「対話」を、試してみてはいかがでしょうか。
潜在意識とイメージ[pdf-embedder url="https://mentor-999.com/wp-content/uploads/dae-uploads/無料提供|【簡単解説】イメージは潜在意識からやって来る!|前半.pdf"]
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