【コーチング傾聴の奥深い心理学】1on1で聴いてもらうだけで問題が解決し勇気をもらうコーチングの奥義

2024年5月12日

相手の話を丁寧に聞く姿勢はとても大事ですね。
話す力より聞く力の方が大事とも言われますが
コーチングではこれを「傾聴力」と呼んでいます
傾聴力はコーチングの土台となるスキルですが、
コーチングに限らず日常でも聴く力は大事です
たとえば会社で部下の話をじっくる聴くだけでコミュニケーションの質が上がります
ほかにも 夫婦間、友達との間、仕事上のクライアントさん、など
あらゆる人間関係に傾聴は有効です
今回はコーチングでの傾聴をご紹介しながら傾聴の深い効果についてお話します

話すより聴くことで信頼される|話す力よりも傾聴力が大事

話すより聴くほうが大事

あるい意味、人間の悩みはすべて人間関係が原因です。
人間関係=コミュニケーション ですね
そして人間関係の質を上げるのは相手の話を聴く姿勢です
説得する力ではありません

恋人との喧嘩 離婚 子供の登校拒否 夫の浮気 

上司が嫌い・怖い あのお客さんは苦手 友達がいない

これらはみなコミュニケーションの問題です

仕事がうまくいかない 営業成績が上がらない アイデアが思いつかない 就職がうまくいかない

会社をやめたいけどどうしていいかわからない

これらは自分だけの問題に一見思えますが

有効なコミュニケーションを発揮して周囲の応援や理解が得られれば

解決するし解決に向かって生き生きと行動できるので

コミュニケーションの問題の一種と言えるでしょう

だからコミュニケーション力がアップすると
人生全体のクォリティーがアップするのです

そしてコミュニケーションのポイントは話すことではなく聴くことにあります

そのために「傾聴」という技法があるのです

傾聴の最大の目的

深く理解されたと感じたとき それだけで人は自分を縛るプログラムから解放される

自由にものを考えるために

自由に行動するために

人は自分を縛るプログラムから自由にならねばなりません

そのための瞑想でありイメージトレーニングなのですが

コーチングはコーチが傾聴するだけで クライアントさんが

過去と現在の自分のとらわれから自由になっていきます

コーチングで使う3段階の傾聴

3種類の傾聴

「傾聴」という言葉があります
聴く力を大いに発揮している状態です
様々なセミナーや研修でも大事なこととして伝えれているし
転職や採用面接でも重視されています

人間が1対1で話をする場面では傾聴はとても大事です

相手はあなたが何を言うかより自分の話をあなたがどう聞いてくれたがにより関心をもつからです

コーチングでも最重要なこととして傾聴を位置づけています

コーチングの傾聴には3種類あります

内的傾聴

内的傾聴

相手の話を 確かに真剣に聞いているのだけど 

その話を聞きながら どう返事をしようかとか

えっ?それはおかしいとか

なるほど 自分もそうかもなあとか

聞きながら自分が反応している状態です

だから 相手のためというより自分のための傾聴です

部下の話を聞きながら上司が「それではだめだろう」と心の中で思ったりすることもそうですね

よく相談をすると話を聞き終えたとたんに自分の意見ばかりしゃべる人がいますが 

内的傾聴のレベルなんですね

集中的傾聴

集中的傾聴

これは相手のために相手の話す言葉に集中した状態です。

なので自分の意見を言ったり相手の話を

批判的に聞くこともありません。

誠実であり相手の話をとにかく聞くという姿勢もいいですね

部下の話をじっくり聞き、その言葉を受け止めて自分の意見を押し付けたりせずに

「そうなんだ、がんばろう」

と上司がいうようなシーンですね

全方位的傾聴

全方位的傾聴

これが傾聴の最終ステップです。

相手の話を丁寧に聞くだけはなく、

相手の話を聞いているその時その瞬間、

そこにあるすべてに注意が注がれている状態です。

具体的に言うと、
周囲の物音や気温、相手が発する言葉以外のもの。
伏目勝ちな表情とか、なんとなく悲しそうな雰囲気とか、声のトーンとか、
言葉以外に発しているすべてのものを聴き取る、読み取る
そんなコミュニケーション能力が 全方位的傾聴です。

もともとこういう傾聴力をもってる人って仲間内とかで信頼されてますよね

あの人と話すと落ち着くとか、元気がでるとか思われている人は

全方位的傾聴を自然にやっているわけです

全方位的傾聴のとても分かりやすい事例が
ヘッセの『シッダールタ』
ミヒャエル・エンデ『モモ』
の中に紹介されています
【傾聴の癒しの力】コーチングを超えた究極の効果!|ヘッセのシッダールタとエンデのモモにあった実例

傾聴の種類の振り返り

ご覧いただいように 傾聴は
内的傾聴➡集中的傾聴➡全方位的傾聴へと進化していきます。

内的傾聴は聴くほうが自分の心の動きに囚われています

集中的傾聴は聴く方が相手の発現や態度に集中しています

全方位的傾聴は、その場のすべてに意識を払いながら聴いていきます

人は話を聞いてもらうだけでいろんなことに自分で気づく

気づきを得る

傾聴には主に2種類の効果があります
ひとつは、全方位的傾聴までいくと聞いてもらう安心感、癒し、元気がもらえる、などです。
もうひとつは
誰かが聞いてくれていたらしゃべりながら、人は正しく自分を見つめることができます。

誰かと話していると 相手は何も言わないのに自分の言葉に自分が刺激を受けて

アイデアを思いついた!という経験が誰にもあるんじゃないでしょうか

ここで注目すべき

相手の言葉で思いつくのではなくて

自分がしゃべることで自分が気づく という現象です!

自分の言葉で自分が気づくこと。これもコーチングの大きな効果です。

たとえば営業成績の上がらないAくんと上司

上司 なるほど。20件プレゼンして結果はでなかったけど プレゼンには慣れて商品知識はばっちりになったんだね?

Aくん はい、20件の資料を作っていると作り方がわかってきて、商品知識も自然についてきました。あっ!そうか!!プレゼン資料を作るプロセスをその言葉にすれば、お客さんに一番わかりやすいプレゼンになるんだと 今気づきました。

誰かと会話すること、対話すること、おしゃべりするとき、頭の中では自問自答しています。

人は誰かが自分の話をしっかりと聴いてくれると 自問自答がとてもすすむんですね

【コーチングの5つの効果】自分を確実に行動させる方法は他者に向かって1対1で話して約束してしまうこと

まとめ

話を聴く。

これだけのことがとても奥深いものなんですね。

人間って自分が認めれたり
気にしてもらえたりするだけで
変わるエネルギーを持っています

自然の傾聴はすごいのですが

ただ完全に無言なので

コーチの質問がそこに入るとより効果があります

「あなたはどんな人生をおくりたいですか」

こんな根本的な質問に自分の言葉で答えていくと

実に多くの気づきが得られます