【簡単解説】youメッセージからIメッセージへ切り替えよう
相手の発言や振る舞いを基準にモノを言うYOUメッセージと
自分の気持ちを基準にモノを言うIメッセージでは
メッセージを受ける側の気持ちが全然違いますし
発信する側の心も違ってきます
コーチングではクライアントさんの発信がどちらになってるか
とても重視します
今回はそれぞれどういうもので
具体的にどんなふうにコミュニケーションに影響を与えるかを
見ていきましょう
目次
客観的事実として人を評価してはいけない
YOUメッセージってこんな感じです
「あなたはそんな人間だからダメなんだ」
と言われるとむっとしますね
「あなたはいつもこうだ」
「やっぱりあなたはこうだ」
「こんなことをするなんてあなたはこういう人間だ」
こんな風に、「あなたは~」という言い方をYOUメッセージと言います。
で
YOUメッセージというのは
それを言う人の主観にすぎないのに
言う人は
明らかに客観的事実として
言います。それもこういう時はたいてい強く言います
「中間管理職なんだから部下同志の争いを丸くおさめて当たり前だ」
「子供なんだから親の言うことを聴きなさい」
「夫なんだから ちゃんと働いて家に帰ったらお皿洗ってくれるのは当たり前でしょ!」
言われた方は、「なるほど、そうだな、反省しよう」
とはまずなりません
たいていは腹が立つだけで、がまんするか、言い返したら喧嘩になります
「部長も中間管理職だから私と部下の争いを治めてください」
「親なんだからちゃんとしたことを子供に言えよ」
「妻なんだから家のことはそっちがちゃんとやれよ」
お互いに視点が相手にあるわけです。
I(アイ)メッセージとは素直な本音、言われた方も素直に聞ける
Iメッセージはこんな感じです
さて視点を自分に戻して同じことを相手に言ってみましょう
「中間管理職なんだから部下同志の争いを丸くおさめて当たり前だ」
→わたしはあなたに素晴らしい中間管理職になってほしいんだ。その中には、そりの合わない部下同志をいかに仕事ではチームワークを発揮させるか?というテーマも入ってる。ぜひチャレンジしてほしい
「子供なんだから親の言うことを聴きなさい」
→お母さんはあなたが自分の将来をいろいろ想像してみてほしいのよ。そしてどんな人生を送りたいかを納得いくまで考えてほしい。そのうえでいろいろ決めていってくれると親としてはうれしいのよ
「夫なんだから ちゃんと働いて家に帰ったらお皿洗ってくれるのは当たり前でしょ!」
→仕事、いつもお疲れ様。疲れてるだろうけど私も子供たちの世話と仕事でくたくたなのよ。食事は作るからお皿は洗ってほしいし、そうしてくれるととても助かるからうれしいの
こんな風に言われると、腹は立たないし反論もしないというか、反論しようがないですね
I(アイ)メッセージの言葉はきちんとした言葉になる
Iメッセージの発信を心がけたいものです
自分の希望をいうのがIメッセージで
相手が悪いと決めつけるのがYOUメッセージです
Iメッセージは素直な気持ちを伝えるので
実は言葉が滑らかに出てきません
YOUメッセージは罵詈雑言的な(笑)悪口をいうので
なぜかこういうときはポンポンいくらでも言葉がでるものです(笑)
人間は口喧嘩モードになりやすいのかもですね
Iメッセージは素直な感情を表現するので
それに慣れていない私たち人類は最初中々言葉にできません
でもIメッセージで語る習慣をつけると
人間関係は激変し
自分の心のストレスも半減するでしょう
どれほど憎い相手に対しても
究極てきには
ほんとうは
「わたしはあなたにこうなってほしい、こうしてほしい」
の裏返しで憎悪が生まれているからです
「あんなたなんか ●●してしまえ」と思っても
その裏にある本心は
こうしてほしい、という自分の感情なのです
詳細解説 IメッセージとYOUメッセージ
まとめ
YOUメッセージ思考から
Iメッセージ思考への切り替えを
いつも意識していると
いかに私たちが
敵を多く作っているか
そして敵に対してストレスを抱えているかがわかります
Iメッセージこそが
平和な人生への第一歩だと思います
そして心の平安と豊かな人間関係こそが
あらゆる行動を加速させるものなのです
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