【潜在意識の数々のモデル】潜在意識を知って書き換える方法
潜在意識は文字通り潜在していて それがどんなものかはわからないので
潜在意識を考えるときにはいろんなモデルが使われます
当然 ある一面は正しいけどすべてを正確に示すことはモデルにはできません
しかしより実態に近いのはどんなモデルなのかを考えることはできるし
それによって潜在意識の利用法も変わってきます
今回は潜在意識のモデルを考えていきます
目次
古典的な静的モデル|氷山モデル
潜在意識のモデルと言えばよく見かけるのが氷山モデル
海中が潜在意識で海面が顕在意識です
静的モデルとしてはとてもわかりやすいものです
海面下に海流があって西に流れていれば
海面上で東へ向かう風が吹いていても
船が潮に流されるのと同じで
意思の風に反して潜在意識の海流に流されることがよくあります
脳科学から考える動的モデルとしての潜在意識
静的モデルで 潜在意識と顕在意識の関係がよくわかりましたね
でも人間は活動していますから
あなたが活動しているときの潜在意識と顕在意識=自意識の関係を考えてみます
大きな船があなただとします
あなたが生きるためのエネルギー、あなたを動かすためのエンジンが潜在意識で
操縦室で操縦桿を握っているのが自意識と考えら勝ちですが
実は操縦桿を握っているのも潜在意識です
私たちの自意識は潜在意識が進むときに
舳先に立ってその様子を認識し記録する役割なのです
自意識も脳の一機能に過ぎない
私たち人間の高度な脳には様々な機能があります
自意識もその中のひとつである、というとなんだか自分がちっぽけに見えるかもしれません
でも
生命としての存続のために動き考えているのは潜在意識で
自意識はそれを後追いで認識しているようなものなのです
潜在意識は生命を存続させるために動くので
精神的にも人を大事にするんです それはもうVIP待遇でうす
内面の葛藤はある意味 潜在意識の真実に自意識がついていけなために起こることです
船の舳先(自意識)と操縦室(潜在意識)が通信するとき
潜在意識は素晴らしいけどどうやってアクセスするのでしょうか
船の舳先に立つあなたがどうやって操縦室からのメッセージを聞くのでしょうか?
こんな風に 必要なときに潜在意識と対話ができたらどんなに素晴らしいことでしょう
潜在意識と対話する方法一覧
ひとつには変性意識状態になることです
これには瞑想や自律訓練法がとても有効です
ほかにもたくさん方法はありますが(上図参照)
自宅でひとりで気軽に入れるの方法は意外と限られます
一番簡単に潜在意識と対話する方法|イメージストリーミング
イメージストリミーミングは1970年代にアメリカのウィン・ウェンガー博士が開発した心理学メソッドです。
目を閉じて自然に浮かんでくるイメージをじっと見つめます
その中にある映像はそのまま潜在意識からメッセージとなっています
なぜならイメージとは心理学では潜在意識が思考に使う言葉だからです
【イメージストリーミングの基本&効果】ウィン・ウェンガー博士が天才の研究からあみだした心理学ワーク|わかりやすく解説します
この原理はユング心理学のアクティブイマジネーションとも共通原理を持っています
アクティブイマジネーションは、自意識が設定した舞台で数日間、数週間にわたり
イメージを重ねていき(1日の開いた時間で時々です)
そのイメージがやがてどう変化していったかを確かめることで
潜在意識のメッセージを見つけるものです
要は
イメージを見ることが潜在意識との対話なのです
イメージの解釈を考えるのがイメージという潜在意識語の翻訳にあたります
潜在意識の最新の考え方はデフォルトモードネットワーク
21世紀初頭に脳科学は脳の驚くべき活動を発見しました
真剣に何かを考えてるときと ぼんやりしているときとで
そのエネルギー消費量に差がなかったのです(ぼんやりのときが真剣のときの90%)
なぜぼんやりしているときにエネルギーを使っているのか?
一体ぼんやりしているときに 脳は何をしているのか?
そういうことが解明されていったのです
真剣に考えるときをエグゼクテイブモードネットワーク
ぼんやりしているときをデフォルトモードネットワークと言います
デフォルトとはパソコンなどでも使われますが
なんにもない元のままの状態=潜在意識的状態のことですね
で
実はこのデフォロルトモードネットワークのときに
脳は閃きを生むべく活動してる
いわば潜在意識的思考がフル稼働しているのです
まとめ
潜在意識は静的モデルでとらえるより動的モデルでとらえる方が実践的です
船の操縦室の考えと 今のエネルギーレベルをいつも捉えておくと
潜在意識に守られながら豊かさを獲得できるのです
そしてそういう潜在意識の思考にどうやったらアクセスできるのか?
もしそうできたらどんな効果があるのか?
今回はそんなことをご紹介しました
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