2種類の潜在意識|思考と身体に隠れている潜在意識

2022年6月16日

潜在意識についての解説は今や無数にあります

しかし一般向けの説明には大雑把なまま話が進んでいるのもあって

よくわからなくなったりもします

今回は潜在意識解説の大雑把様をほんの少しだけ解消するために

思考と身体の2種類にわけて

主に身体から来る潜在意識について考えてみます

氷山モデルは形はわかりやすいがアクセス方法がわかりづらい

潜在意識を大きく2種類に分類してみる

自意識以外の部分を潜在意識とひとくくりで呼ぶのは

日本以外の国を外国とひとくくりで呼ぶのと同様に乱暴だと言いましたので

ここでは潜在意識を大きく2つに分類してご紹介してみます

2種類だって乱暴と思うかもしれないですが

意外と2つに分けるだけで全体像がわかりやすくなります

思考から考える潜在意識と身体から考える潜在意識の2通りです

アクセスできたら天才?思考機能としての潜在意識

自意識というのは大脳が中心になって作り上げた
自己認識のネットワークです

ゆったりした気分のときに忘れた記憶を突如思い出したりすることがあります。

同様にずっと考えていた問題の皆生策などを突然 思いついたりします。

アルキメデスの比重の発見や、ニュートンの万有引力の発見、

湯川秀樹の中間子理論の着想 ケクレのベンゼン分子のモデル構造などが

リラックスが生み出した大発見としてよく例に挙げられますね。

芸術でも

音楽は天から与えられる、そんな意味のことを

マイケルジャクソンやジョンレノンが言ったし

モーツァルトはいきなり曲の全体が見えていたのだそうです

【天才への入り口】変性意識状態に入る方法|中に入れば潜在意識が勝手に問題を解決してくれる

天才たちの事例は

潜在意識から自意識に情報が浮かび上がって来ていた証拠です。

実はこの仕組みはとても簡単なのです

すでに潜在意識ではアイデアは出来上がっていたり

音楽が完成しているのだけど

まだ自意識がそのことを自覚していない

でも自覚した瞬間 いきなり完成形で登場するわけです

言い換えると

イメージはできているが言葉になっていないのです

なので突然潜在意識と顕在意識がつながるというのは

イメージが突然言語化される現象なんですね

でも思考の潜在意識にアクセスするのはむずかしい

潜在意識へのアクセス方法も今では数多く紹介されていますが

わかっていてもどうやればいい?

やり方はわかったけどど長い時間をかけて練習するのはモチベーションがもたない

そう思う人がほとんどです

でも じつは 考えてみたら

私たちは身体からの潜在意識とは毎日当たり前のように交信しています

それはどういうことかというと・・・

身体としての潜在意識が潜む脳幹部

脳幹部である間脳や延髄からの情報も自意識に来ます

大脳には本能をつかさどる脳の中枢からの情報も来ます

つまり

脳幹部からの本能的な情報も来ます

中でも脳幹部と大脳をつなぐ間脳には

自律神経の集積した束があって体全体と脳をつないでいます

心拍数や血圧など人体のあらゆることをコントロールしています

これらの機能も潜在意識と言えるでしょう

脳幹部は大脳と違って思考をする場所ではありませんが

やっていることはすごいです

カルシウムが足りないとか、ビタミン不足とか、理解して

胃腸の消化から必要なビタミンの分子やカルシウム分子を取り出し

必要な場所に運んでいきます

また

あの箇所が傷がついたから

そこに免疫細胞を送り出して外敵を倒し

傷の修復のためそこで細胞分裂を起こさせる

大脳=自意識にはできないことをやってるのですね

もっと簡単に言うと

お腹がすいた 喉がかわいた 

トイレに行きたい 眠たい などの生理的現象は

すべて身体の各現場から脳にやってくる信号なので

つまり潜在意識からのメッセージなのです

身体の思考=潜在意識のひとつの形態

喉が渇くという信号

体重のわずか1%の水分が減ったら(50キロの人なら500g、70キロの人でも700g)身体は水分補給が必要となり、脳に信号が送られる​

すると脳幹部から意識に伝達され言語化される​

「のどが渇いたなあ!!」​

自意識が潜在意識のメッセージを​

受け取り認識した瞬間です

ひとつの事例です

海難事故で魚を食べる時
海で相談した人の味の好みの変化

海で遭難した人が

何日もボートで漂流していると

当然魚を獲って食べるのですが

最初は普段食べるようなおいしい場所を好むのですが

日数がたつとはらわた部分ばかりを食べたくなるんだそうです。

それは

はらわたに含まれる豊富な栄養素を

体が欲しているからです。

脳幹部が必要だと判定したことは

大脳が食べたい という欲求として感じるわけなんですね

脳幹部が必要と感じたこと=潜在意識

食べたいという感情=顕在意識

という関係です

恋愛感情ももともとは身体の現象を知性が精神的なものにした

恋愛感情も

種の保存という脳幹部からの情報を

大脳が恋愛感情というものに昇華して感じているわけです

おそるべし脳幹部

間脳がいかに癒されるかでリラクゼーションの深さも決まるのだとか。

まとめ

身体で感じる潜在意識

身体からアプローチするほうが

思考からアプローチするよりも潜在意識につながりやすいものです

なぜなら身体とはつまりからだじゅうで感じるということだからです

普段意識しないことを意識すると不随意神経系にアクセスできる​

ヨガの修行で 心臓や脈拍や血圧を調整できるようになるのは​

不随神経系に自意識がアクセスしたということ

随意神経は意思の力でコントロールできるもの 指を曲げるなど​

​不随意神経は意思の力でコントロール不可のもの​

心臓の鼓動調整や血圧。これは練習すればつながることがわかっています​

動画でも解説

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