【最新アップデート版】「災いが起こる確率を考える」という思考法|デール・カーネギーの教え

災いを克服する 行動変容への思考メソッド

※この記事はISAT研究所で継続的に更新している研究ノートです。
 新しい知見や実践を反映し、内容を随時改訂しています。
 初公開:2021/5/20|最終更新:2026/7/14

イントロダクション
この記事では、「起こってほしくない出来事」が
本当はどれほど起こりにくいのかを見つめ直しながら、
不安が自然に力を失っていく考え方を紹介します。
デール・カーネギーは、不安に対して、
意外なほど冷静で現実的な対処法を示しました。
それは、不安を追い払おうとするのではなく、
その出来事が実際に起こる確率を、静かに考えてみること
だったのです。
<辻冬馬>

起こってほしくない出来事が起こる確率を考える

今回のカーネギーの思考術はは
不安な出来事が起こってしまう確率を冷静に考えてみようという発想です

たとえば

今度の大きな仕事で大勢の前でのプレゼンをまかされたけど

不安に思っているとします

  • 失敗したらどうしょう、
  • 質問に答えられなかったどうしょう
  • 空席だらけならどうしょう 
  • パソコンがちゃんと動かず資料を映せなかったらどうしょう

こんな不安を持ったらいけないと 頭の中で消そうとしても逆効果

絡まりながら大きくなっていきます

なので たとえばこの不安を紙に書いてみます。

失敗する確率を冷静に考えると・・・

うちの会社がこのようなプレゼンをやるときには70~80%はまずお客さんが来る

質問には想定問答は頭に入っており、それ以外の質問が出る確率は10%もなく、出たとしても完全に答えられない質問がでる可能性は低くどうしても回答できないときは改めて回答するむねを丁寧に伝えればいい

パソコンが動かない事態は1%程度であり、最悪はスタッフの人のパソコンを使えばよい、それも使いないことはない。

言語化してみると案外なんとかなるものだとはっきりしてきて

不安のレベルは下がります。

大失敗をして とんでもない事態になる確率は

もしあるとしても たぶん1%未満ということになり

ほぼありえないので

そんなことは起こってから対応すればいいと開き直ることができます。

アメリカの水兵の話~デール・カーネギー「道は開ける」より

災いを克服する

アメリカの「人を動かす」で有名なデール・カーネギーがこんな事例を紹介しています。

第二次大戦中にアメリカ海軍の水兵には

ハイオクガソリンを満載したタンカーへ乗船勤務があって 

とても嫌がられていたそうです

もし敵の魚雷が船に命中したら 

ガソリン満載だから一気に大爆発を起こしてしまって

命が助かる見込みはない

そんな風にみんなが思っていたらしく

乗船命令を受けた水兵たちは意気消沈していたのだとか。

そこで海軍はあるデータを公表しました

魚雷攻撃は確かに時々受けてしまう

だがガソリンの影響は思ったほどはない

これまでのデータから次のことが言える

データから言えること

100隻が魚雷攻撃を受けたとしたら

沈む船は40隻です(60隻は沈まない)

沈んだ40隻のうち10分以内に沈没するのは10隻です

10分あればどこにいてもまず脱出できるので命は助かります

残り10隻も魚雷が当たった場所や船底にいない限りは

たいてい脱出することができる

つまり

タンカー勤務で魚雷攻撃を受けたときの死亡率は5%程度です

そしてそもそもすべてのタンカーが被弾するわけではないので

タンカー勤務で命を落とす確率は1~3%程度です

こうして水兵たちは過度な心配をすることなくタンカー勤務に励むことができたと言います。

まとめ

このように それが起こる確率を冷静に考えると
ほとんどの事は、それほど高い確率では起こらない
不安な気持ちが先走って
不安を作り出しているケースが大半だと気づきます

でもそうは言っても

人は自分が不安に思うことは

すべてといってほどに

半々で起こると、つまり 50%の確率で起こると考えるものです。

受験などでも合格率70%と言われても半々でドキドキするし

癌生存率80%ですと言われても 半々で死を考えるものです。

こうして人間は 

不安への好感度なセンサーのために 苦しめられるので 

敢えて本当の確率はどれくらいなのかを考えてみる!

というカーネギーのアイデアのご紹介でした。

にほんブログ村 ライフスタイルブログへ
にほんブログ村

コーチングランキング

コメント

タイトルとURLをコピーしました