【私の自律訓練法体験談】6つの公式を全部マスターしたら変性意識が全身を包み込んだ!|誰も言わない自律訓練法の正体
自律訓練法をやりましょう!
自律訓練法をやると気持ちがすっきりします!
自律訓練法はストレス解消に効果的です!
こんなうたい文句をよく見かけます
そしてそのあとで 練習方法のやりかたが紹介されていきますね
でもよく考えると「自律訓練法」とは練習の名前ですね
いったい なんのための練習なのでしょうか?
今回はそのあたりを体験を交えてお話します
目次
自律訓練法は練習の名前です
自律訓練法って練習方法の名前です
そして練習というからには練習の目的がないといけませんが
それを紹介しているサイトはほとんどありません
だから自律訓練法の効果や目的があいまいなまま語られることになります
そもそも
自律訓練法とは本来何の練習をしているのでしょうか?
自律訓練法という練習の目的とは?
野球ならキャッチボールは 野球のための練習です
サッカーならパス回しは サッカーのための練習です
では自律訓練法という練習方法は なんのための練習なのでしょうか?
あまりにも練習方法の名前ばかりが独り歩きしたので
本当の目的があいまいになったのですね
それに自律訓練法 という名称では難しすぎて
それ自体何を示しているのかよくわかりませんよね(笑)
自律訓練法とは
「催眠時の心身の状態に 自力でなるための 医学的根拠をもった体系的な練習方法」
これが自律訓練法の意味を示す正確な言い方になるでしょう
そして目的は催眠時の心身の状態に自力でなること!
これは自律訓練法状態と呼ばれたりしますが 日本語としておかしいと思うので
私はこれを「自律性状態になること」と呼んでいます
*自律性状態とは変性意識状態のひとつの現れ方であることは以下の研究からも明らかにされています
1.立命館人間科学研究 第5号 2003.3 変性意識状態と禅的体験の心理過程1) 斎 藤 稔 正2)
2.Altered States of Consciousness (ASC)/セラピストの変性意識状態に関する一考察 京都大学 廣瀬, 幸市
自律訓練法という方法で行うこの練習の目的は
催眠時の心身の状態に自力でなる=自律性状態になる
ことです
手足が温かくなることでも 額が涼しくなることでもなくて
それらが同時に起こることで
からだ全体が普段とは段違いに調和のとれた状態になること
これこそが自律訓練法の目的であり
このとき体の奥底では空前のホメオスタシス(心身の諸機能回復)がはじまります
1.自律訓練法の練習ををする
2.催眠時の心身の状態に自力でなる=自律性状態になる
3.からだ全体が普段とは段違いに調和のとれた状態になる
4.体の奥底で空前のホメオスタシス(心身の諸機能回復)がはじまる
【体験から語る自律訓練法】ストレスを解消して自律神経を整えるために|自律訓練法の仕組みと効果を全部解説
こうした仕組みによってよく紹介される効果が起こるのです
①蓄積した疲労からの回復がされる
②イライラを失くし穏やかになる
③頭がすっきりし、学習や仕事の能率が上がる
④自己統制力が増し、行動をコントロールできる
⑤内省力がつき自己向上性が増す
⑥知らぬ間に精神的な苦痛が緩和される
自律訓練法をマスターしたとき現れる素晴らしい感覚とは?
前述の自律訓練法の効果については 情報発信をしているサイトはたくさんあります。
でも現実にマスターしたとき心身は 全体的にはどんな感じなのか?
というのはほとんど語られていません。
これには3つの理由があると思います
①ほんとにマスターした人が情報発信していない
②医師などは生理的な仕組みを正確に語ることが優先されるため軽々に感覚的なことを語れない
③瞑想に似ているがヨガの瞑想をしている人などは 自分たちの方法論があるからわざわざ自律訓練法をやらない。なので瞑想的な感覚のようなことが言語化されていない。
④その結果瞑想と同じ効果があるのに、手の込んだ深呼吸としか思われていない
ということで、
自律訓練法で一番大事な
6つの各公式を全部マスターしたとき心身がどんな感覚を得るのかに?
これについては ほぼゼロに近いくらい情報がありません
私の体験談
私の体験をはじめ現実にマスターした人の話からのご紹介です
自律訓練法をマスターしたとき心身が受ける心地よさは
深呼吸してゆったりした気分どころではありません
ヨガの瞑想を極めたときと同じ
いろんな瞑想がゴールとしているものと同じ(超越瞑想法 マインドフルネス)
変性意識状態の快感と同じ
アルファ波に浸っている状態と同じ
言葉では言い表せませんが
心身の快感の極みまでいって
体の感覚が消えて意識がぽっかり浮かんだ状態となり
世界と自己を肯定する感覚に包まれます
決して大がかりな深呼吸のようなリラクゼーション技法にとどまるものではありません
というのも
実は自律訓練法もヨガもマインドフルネスもみな深い意識状態への入り口という点で
まったく同じ役割だからです
詳しくはこの記事で:自分を天才にする変性意識状態とは何か?|瞑想と自律訓練法が起こす脳の不思議なパワーと効果
クライアントさんの体験談
感想1.
1年瞑想を続けたのですが、手ごたえはあるものの最近は進展してる感じがなかった中、辻さんの音声を聞きながら自律訓練法をやってみたら、すっと変性意識状態に入れた(と思ってる)ので、びっくりしました。
動画はこちらから
感想2.
辻先生の自律訓練法が一番合っているようで求めていたものはこれだ!という感覚がありました。基本の後にこちらを(イメージング誘導の動画)やりましたがイメージ出来て、瞑想より深い意識になれたと思います。仕事でミスして心がパニックでしたがとても落ち着いたし、本心の声が出てきた感じがします。
このような動画をありがとうございます。
感想3.
自律訓練法は習得に時間がかかると言われたのが、あせらなくて良いと感じて良かったです。本などでマインドフルネス瞑想は即効性があるように書いてあり、できないとかえって不安になりますので…・先生の声がとても心地よく安心してイメージできました。
そのほかの体験談はこちら|お問合せ・体験セッションご案内
自律訓練法のさわりを一気に感じる音声誘導動画
まとめ
日本の自律訓練法の草分け的存在である池見酉次郎さん、佐々木雄二さんのお二人は、
人生を自律訓練法状態の中で生きることをベストとされていました
自律訓練法状態とはおかしな日本語だからわたしは置き換えて自律性状態と呼んでいます
自律性状態とは大脳が外側の世界から切り離されて(仕事や現実の出来事から離れて)
ゆったりと深く呼吸し心臓を鼓動させ
そんな生命本来のリズムの中に現れる根源的な意識状態のことなのです
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