【瞑想台本】潜在意識を書き換える瞑想|意思の力で自分を変えられない理由と変える方法
今回は
わかってるんだけどやめられない!
そうした方がいいのだけど行動できない!
このようなことがなぜ起こるのか?
そしてなぜ 自分が思ったように自分を動かせないのか?
そのことを深く考えてみます
目次
頭ではわかっているけど心がついていかないのはなぜ?
みなさんは こんなことってありませんか?
ほんとは こうした方がいいけど そうはできない
こう考えればいいのだけど 心が納得できない
どうですか?
たとえば学生の頃なら
もうすぐ試験だから 勉強したほうがいいけど なぜか手につかない
仕事であれば
今日 こんな風に行動すると気がかりな案件の処理が終わるし
明日に向けても準備ができるけど なかなかそこまでやるパワーがない
人間関係であれば
あの人にあんなことを言われてとても傷ついたけど
でもこれも成長のためだから気にする必要はない
と思っても やっぱり回復しない むかむかする ショックが残る
この手のことって
誰もが経験することでもありますね
あなたは いかがですか?
でもなぜ
こうした方がいいとわかっているのに!
頭で考えたら結論は出ているのに!
心が納得できなくて 苦しんだり 行動できなかったりするのでしょうか?
よくよく考えたら おかしなことではないでしょうか?
もしも 今
あなたが 頭で考えた通りに動けたら どうなると思いますか?
あなたの仕事や人生は どんな風に展開すると思いますか?
今回は
頭で考えることと 心の受け止めがなぜ ずれるのか?
そしてなぜ 心の受け止め方は変えられないのか?
このことについて考えていきます
人生には脚本・台本・スクリプトが存在する
人生スクリプトという言葉を聴いたことがありますか?
人生脚本 人生台本とも言います
この動画ではスクリプトという言葉を使います
人生スクリプトの考え方の結論は
私たちは自分の中の人生スクリプト通りに動く
ということです
別の言い方をすれば
私たちの自意識は
潜在意識の中の行動プログラム通りに動くというものです
単純なプログラムの例を上げると
朝起きて出かけるまでにあなたが取る行動を思い出してみてください
歯を磨いたり コーヒーを飲んだり 着替えたり バッグを用意したり
などなど
ひとつひとつ熟慮の上行ってる人はおらず 無意識に流れるようにやってると思います
また 車の運転も ひとつひとつ考えることなく あたかもプログラム通りに無意識にやっていますね
そしてこの手のことは 無意識的な習慣だけではなくて
人生のもっと複雑な行動や思考についても
いっけんあなたが悩んだ末に 熟慮の末に決めた行動でも
このプログラムに沿って物事が進んでいるものです
ここでは 習慣的無意識的な人間行動を決めるものをプログラムと呼び
より高次な人間の精神活動を決めるものを
人生脚本 人生台本
人生スクリプト
と呼ぶこととします
場面を修正するだけでは納得できない現実は変わらない
もしもあなたが
あなたの人生スクリプトを うまく書き換えることができたら
素晴らしい変化を遂げることができる!
自分が変わることで 仕事も人生も大きく変わっていく・・・
そんな風に言われます
それはどういうことなのでしょうか?
間
こんな場面を想像してみましょう
IMAGINE
あなたは舞台の前に坐って芝居を見ています
やがてどうにもこの芝居の展開に納得がいかず
あなたは 上演中の芝居の舞台に昇って
役者たちに
セリフを変えろ 動きを変えろ
と言い始めます
たとえば
男Aは会社をやめて女Aと離婚しようとしている
あなたは 男Aに向かって
いや 会社をやめちゃだめだ 離婚もしない方がいい
と語りかけます
そして 上司に退職届が渡されようとして
あなたは男Aの手をつかみ提出を邪魔しようとします
また
奥さんへのひどいセリフを撤回しろと言い
奥さんをやさしく抱きしめてあげたほうがいいと
二人の役者をくっつけようとします
どうですか
上演中の舞台に立って
物語の筋が気に入らないからと
1人1人の役者のセリフや行動を変えさせようとすることは
滑稽でさえありますね
そして効果もありません
なぜなら
役者たちは
舞台の台本 脚本 スクリプトに書かれた通りに
しゃべって 動くことが決められているからです
人生の物語を変えるにはどうすればいいか?
このように上演中の舞台に割り込んで何をどう主張しても
もう その成り行きを変えることはできないのです
では どうすれば目の前で進んでいる忌々しい物語の筋を
変えることができるのでしょうか?
男Aに違うセリフをしゃべらせ 違う行動を取らせて
退職と離婚を変えさせることができるのか?
人生スクリプトを書き換えることで納得できない現実を変えられる
方法は簡単です
その芝居のスクリプトを 書き換えればいいのです
男Aが会社を辞めないように 離婚しないように
セリフも筋立ても変えるのです
そうすれば舞台の上で役者たちは違うセリフをしゃべり
違う行動を取ります
上演中の舞台に昇って大声をあげて身体を押したり引いたりしなくても
スクリプトを書き換えれば
当たり前のように違う物語になっていきます
自明の理ですよね
ただしです!
男Aが会社を辞めないために
離婚しないように
物語を変えるには
退職の申し出や離婚の申し出の場面だけを変えてもだめなのです
これが多くのアファメーションがきかない理由でもあります
なぜだめなのか?
退職する流れ 離婚する流れはスクリプト全体に展開しているのです
今さら最終段階の セリフと行動だけ変えても
結局物語はそっちの方向に流れていきます
だから
スクリプトをはじめに遡って
退職しないように 離婚しないように
書き換える必要があるのです
もしも100ページ目が退職と離婚であったなら
そこだけ変えるのではなくて
その兆候は3ページ目にあるかもしれない
そしたら3ページ目を変えるのです
そして3ページ目を変えたら それに応じてスクリプトは大幅に
書き換えられていくでしょう
人生スクリプトの物語を変えるには
このように 目先の変えたい箇所だけではなくて
その原因となる出来事や そもそもキャラ設定からの
書き換えが必要であり
それによって
物語そのものを変えることが必要です
なのに私たちはよく
その嫌な場面だけを変えようとします
それでは物語の筋は変わらないのです
場面ではなく 物語そのものを変えるように
人生スクリプトを変えるのです
人生脚本は潜在意識の中にある
このように
すでに芝居が演じられているところに行って
1人1人の役者にそうじゃない こうじゃない
ああして こうして と言っても変わりません
スクリプトの書き換えも一場面だけを書き換えても
物語は変わりません
でも
物語の筋立てを変えれば
その場面場面で
役者たちはおのずと違う動きをするし 違うセリフをしゃべるのです
そして つまり
役者があなたの自意識であり
台本が あなたの潜在意識です
あなたが自分を変えたいときは
まず潜在意識を変えなければ絶対に自意識は変わらないのです
そして
潜在意識を変えるには
1つの場面だけではなく物語を変える必要があるのです
多くの場合 その物語はイメージとして
心と脳の中に流れています
イメージの物語が納得いくものに変われば
あなたの現実の人生の物語が変わるのです
それも苦も無く自然に変わるのです
100ページ目にいるあなたを変えるために
3ページ目が書き換わったら
今いる 100ページからあとのすべてのページも
自動的に書き換わることになるのです
実はこれこそが 引寄せの正体です
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