【私の体験談】自律訓練法の応用技法|年始の自律性解放は引寄せを起こした

自律性解放は自律訓練法を究めていくときにほとんどの人が体験する現象です
ただし 微細な反応でもあるので 鋭敏に集中していないとスルーしてしまいます
今回は 数年前の年はじめの 私自身の体験を交えて
自律訓練法の中の自律性開放についてお話します

自律性解放|自律訓練法の奥義のひとつ

自律訓練法をしていると やがて 特異な反応が出ることがあります

それは 目元がひくひくしたり 指先がジンジンしたりなどの

身体上のものもあれば

必ず子供のころを思い出したり なぜだか涙が浮かんだり

などの心に現れる反応であったりします

不思議なことに 自律訓練法を続けていると

そうした反応が やがて消えていくとともに 

同時に 長年のストレスも消えている

気がかりが消えている 苦しみが消えている こだわりが消えている

こうしたことが起こるのですが これを自律性開放といいます

脳の中心にまるで解放装置があり 自律訓練法を続けると

その解放装置が稼働を始める

自律神経をしなやかにさせているようなのです

自律神経そのものの ホメオスタシスが行われるのです

これは

自律性状態に入って ただなんとなく気分がすっきりしたというのとは違います

しばらくの期間にわたって 感じていた

心やからだの反応がでなくなる あるいは変化するという形で

明確に解放を確かめることができるのです

そしてこの自律性開放は大脳レベルで行われるものから

間脳や脳幹部にかかわるものまであるのです

私の自律性解放体験談|自律訓練法体験としてはかなり深い

私の場合

長い間 山の奥の森の中に 太陽がきらめいて

枝や葉を照らしているイメージがかなりくっきりと見えていました

去年から今年にかけて 年をまたぐときに

なにか去年までとは違った感覚が 自分の中にありました

そして

1月2日の朝のことでした

山の風景を照らしていた太陽の光が

はじめて海を照らしている光景をくっきりと見たのです

きらきらと海を照らしています

葉や草や花の代わりに海が輝いているのです

私のイメージではキラキラ輝く光の玉というのが常に登場して

同じみのものになっています

そこでイメージは止まっていたのですが

今回 はじめてイメージがその先に展開したのでした

そして突然 そのシーンに

なぜかはわかりませんが 牛が登場したのです

遠浅の沖のあたりを 牛は歩いていて 昔の牛車が引いていたような乗り物を

まさに引いていたのです

そして牛が数歩歩いて何かの境い目を超えたようであり

すると牛は止まったのです

私はそれを見て 「きれいだ」と思わずつぶやいていました

そしてつぶやいたその瞬間

私の中で何かがはっきりと変わりました

自律性開放が起こったのです

その意味を言葉にすることはまだできません

しかし 何かが開放されたことだけは感覚としてはっきりわかるのです