【感情コントロールの仕組み】自意識の鋳型に潜在意識のエネルギーが入り込む|一瞬で気分を変える誘導瞑想

この記事は下記瞑想誘導動画の台本をところどころ解説しながらご紹介しています
これによって 感情の正体を知り なぜ急に 一気に気分がかわるのかもわかり
感情コントロールを見える化することができます

今回は一瞬で 自分の気分を変える瞑想です

誘導瞑想しながら 感情の発生の仕組みを考えて行きます。
瞑想への入り口として今回は深呼吸のたびに 段階を踏んで海中深く潜っていくイメージを取り入れています。

今から深呼吸を4回して

一気に深い瞑想状態に入ります

最初のひとつめで 水面に身体をもぐらせます

ふたつめで 水底へ向かって泳ぎ始め

3回目と4回目ではるか輝く水底へ向かいます

それではそんなイメージを持ちながら深呼吸していきます

ひとつ  水面にいた 身体が水中に入りました

ふたつ  水中で姿勢を整え 泳ぎ始めます

3つ  水底が輝いています

4つ 輝きに向かって果てし無く潜っていきます

あなたは  普通の日常の状態から一瞬で幸せの絶頂になったことがありますか

幸せの絶頂

気分というのは不思議なものです。徐々に変化するわけではないですね。
たとえば潮の満ち引きのようにゆっくり変化していきいつのまにかまるで違う状況になったりしないで
気分というのは 時として 一気に 瞬間で 全とっかえが起こります
全か無かの切り替えが瞬間的になぜ行われるのでしょうか?

それは何か嬉しい出来事に遭遇したときに起こります

男女の仲で言えば

プロポーズしてOKをもらったとき

待ち望んだプロポーズをされたとき

よく聴く話として

子供が出来たことがわかった時 子供が生れた時  

就職が決まった時 昇給したとき 昇進したとき 

新車を買った時 新しい服を買った時

コンサートで感極まった時

日本代表のサッカーチームがとても強い相手に国際大会で勝った時

好きなプロ野球チームが優勝した時

などなど・・・・

  いろんなケースがあるでしょう

また 逆に一瞬で絶望的な気分になったことはありますか

失敗への恐怖心

たとえば

財布やスマホを落としたとき

失恋したとき うまく行くと思っていた仕事が まさかの失敗に終わった時

いいことも悪いことも ゆっくり徐々にではなく

一瞬に起こり 一瞬に気分を変えるものです

もちろんそこに至るまでのプロセスは地下でゆっくり進んではいたものの

表に登場するときは一瞬なのです

ということは

あなたの中には完全な絶望や悲しみや苦しみが

もともと あるのです

同様に

あなたの中には

完全な嬉しさ 楽しさが 幸せ ウキウキ感が もともとあるのです

なぜ完全な良い感情が完全な悪しき感情が 心の中にすでにあるのか?

すでにある感情

ある意味 完全な姿で 常に全ての感情が心の中にそろっているわけです
気分や感情はその都度出来上がっているのではなくて
もともと完璧な形で存在していて
自意識がどの感情にアクセスしたかで 現在の感情が決まるわけです
ここではそれを「鋳型」になぞらえて説明しています

そのことを考えることで感情コントロールがしやすくなります

潜在意識の有り方は大きく分けて二つです

ひとつは賢者のように思考する知恵です

もうひとつは 人が生きるために必要な巨大なエネルギーそのものです

奥底では同じものですが私たちの自意識が受け止める印象は

2通りあると思ってください

エネルギーとして現れる潜在意識は

善悪を選ばず ポジティブもネガティブも選びません

入り込むべき鋳型があれば なんであろうと入り込み

そこを満たそうとするのです

そして鋳型がエネルギーで充満すると形が出来上がるのです

嬉しさの鋳型 幸せの鋳型 悲しみの鋳型 憂鬱の鋳型

いろんな鋳型が心の中に並んでいて

それらの鋳型があなたの意識にそれぞれつながっています

そして

鋳型の中にエネルギーが入ると

あなたの意識にその鋳型が造り出す

憂鬱や悲しみや幸せや嬉しさ楽しさの明確な形が

やってくるのです

潜在意識というエネルギーはとても強いので

それは一瞬で完成品としてやってくるのです

一瞬に気分が変わる理由はこの鋳型モデルでとても簡単に理解できます

あなたの中の大きく 広く深く 巨大なエネルギーが

どの鋳型に入るかですべてが決まるのです

人の精神はいつだって強力なエネルギーを帯びています

強力なエネルギー

心のエネルギーは感情と無縁に ニュートラルに存在します だから喜びのエネルギーや悲しみのエネルギーなどはありません あるのは純粋なエネルギーです。その純粋なエネルギーが どの鋳型に入るかで感情が動き出すのです

生きているということは それだけで強力だからです

問題は そのエネルギーが

どの鋳型に入るかです

鋳型そのものはなくなりません

苦しみも寂しさも悲しみもわびしさも消えることはありません

ただ そこにエネルギーが入ると それらの感情が

意識にやってきて意識を支配し 生きにくくなるのです

感情コントロールとは

ある意味 どの鋳型にエネルギーが入るかのコントロールです

一瞬で完全に嬉しくなるということは

完全な嬉しさがもともとあるということです

つまり

完全な鋳型がもともとあって

そこにエネルギーが一気に満たされて

嬉しさという感情が出来上がり次々に出来上がり

意識に昇ってくるのです

急に幸不幸の出力が上ったのではなくて

もともと100%であるエネルギーが

どの鋳型にはいったかということなのです

私たちが心掛けるべきこと

心掛けるべきこと

最後にまとめです。瞑想から日常に戻ってきつつ
ここまでの流れから 良き鋳型とエネルギーのつなぎ目を磨くことが大事であると語っています

私たちが心掛けるべきことは

楽しさや嬉しさの鋳型とのつなぎ目をきれいにすること

そしてなにより

精神エネルギーを

生きるためによりよい鋳型に使うことです

悲しみにしろ喜びにしろ エネルギーが入ったら

それは人を支配するほど強力な感情パワーになるのです

つまりエネルギーは同じであり

選ぶことはありません

エネルギーとは生命そのものの作用です

問題は

そのエネルギーを どの鋳型で受け止めるかです

もしも全然嬉しくもないのに 嬉しさの鋳型をまとっていたら

やがて嬉しさの鋳型にエネルギーが充満し

鋳型が 現実を引寄せるのです

同様に悲しみの鋳型をまとっていると

何も悲しくなかったのにいつしか鋳型が悲しみも引寄せるのです

エネルギーはいつも無限にやってきて鋳型を満たそうとします

だからこそ

どの鋳型でそれを待つかが とても大切なことになるのです

そして良き鋳型をきれいにし

エネルギーの入口を清めておくことです

まとめ

誘導瞑想しながら 感情の発生の仕組みを考えてみました。

感情とは鋳型にエネルギーが入ったとき稼働するという考えです