【誘導瞑想】都市のリズムから海のリズムに波動を切り替える時間
私たちは今や 街にいても郊外にいても たとえ海や山の中にいても
心と身体は都市のリズムで動いています
今回は海のリズムに没頭することで 都市のリズムを心身から外して
生命本来のリズムを取り戻す瞑想のための台本です
目次
序
私たちは今とても便利な社会に住んでいます
車や電車があり エレベーターがあり 暑くなればクーラーがあり
夜 暗くなれば電気をつけると明るくて昼間のようです
音楽は自宅でいくらでも聞けるし テレビやYouTube
様々なSNSツールを使って ここにいない人とコミュニケーションを取ることもできます
社会はそんな便利さを前提に運営されます
たとえば
朝9時から夕方6時まで仕事をする 休みは1週間に1回か2回定期的に取る
仕事量はインターネットやパソコンの能力にあわせて決められる
などなど
つまり 私たちの肌感覚でないリズムで 起きてから寝るまで過ごしていると言えるのです
たまに山道を歩いたり 風に吹かれたり
朝日や夕焼けを見ると気持ちがいいのは生命本来のリズムに戻るからです
今回の動画は今 言った山道を歩いたり風に吹かれたり
の代わりに 海を ひたすら海を感じることで
生命本来のリズムを取り戻すものです
台本開始|イメージと瞑想の関係を理解しましょう
今回は鮮明なイメージを見るための 時間をご一緒に過ごしていきましょう
間
鮮明なイメージは深いリラックス状態のときに
はじめて登場します
逆に イメージが鮮明に見えたら
あなたは深いリラックス状態に入っていると言えるのです
自律訓練法の基礎をマスターして行う黙想練習は
深い瞑想状態で始めて練習ができる 高度なイメージトレーニングです
あなたはどこに住んでいますか?
間
あなたは都市や町に住んでいますか?
仮に郊外の田舎や山里や 美しい海辺に住んでいても
今のあなたの生活のリズムは
都市のものであり 町のものです
それはあなたの心と体が本来もっているはずの
リズムとは少し違います
これからのひと時は
あなたの本当のリズムである
生命本来の波の上に浮かぶ時間です
すべての生命は海から来た|生命本来のリズムは海のリズム
やがて波音が聞えてきます
すべての生命は海から来ました
どれほど山奥にいる命でも
そのはじまりは
海からやって来ました
そしてすべての生命はやがて 海に帰ります
波音 と 音楽
目の前に広がる海は あなたの故郷であり
いつ日か 還っていくであろう 未来です
海を感じましょう
海を感じると気持ちがとても落ち着いて来ます
気持ちがとても落ち着いている
気持ちがとても落ち着いている
海を前に 気持ちが落ち着いて来ると
やがて自然に穏やかな呼吸になっていきます
自分の呼吸が穏やかで深くなってることを感じましょう
自分の呼吸で あなたの本来のリズムに
チューニングしていきましょう
深呼吸を大きく4回します
ひとつ ふたつ みっつ よっつ
波音が聞こえるイメージ|聴覚刺激
間
波の音に耳を澄ましましょう
いつ果てるともなく
繰り返し 波が寄せては返します
そのうねり はじけ 流れる音を聴きましょう
聞きながら 振返りましょう
どんな人生であっても 寄せては返す波が祝福します
そして喜びも悲しみも 波音の中に溶けて行きます
キラキラ光る海|視覚刺激
間
キラキラ光る海面を想像しましょう
朝の太陽を映しながら たゆたいながら時を運ぶ午前の海を
イメージしましょう
間
真夏の太陽にギラギラ照らされる海と入道雲を
イメージしましょう
間
秋の日の人々が立ち去ったさみし気な海岸と砂浜を
イメージしましょう
間
波が白い牙を向いて 空を呪うかのような
凍えそうな冬の海を イメージしましょう
水平線に虹がかかる|視覚のバージョンアップ
間
水平線のかなたに虹がかかる光景を
想像しましょう
渡り鳥が去っていく姿を
再びやってくる姿を
想像しましょう
海に落ちる美しい
夕日の赤が作る永遠を
見つめましょう
昇る朝日が織りなす虹色の空を
見つめましょう
千変万化する 移ろいゆく海の姿を
想像しましょう 見つめましょう
海風|触覚刺激
間
あなたの顔に風が吹き付けます
ひんやりとした水滴がやさしく 時々一瞬はげしく
あなたにぶつかります
海風が強く弱く あなたに吹いてきます
過去から あるいは未来から
今のあなたにやってくる風
あなたを通りすぎる風
あなたの中に何かを吹き飛ばす風
あなたの何かを運んで来る風
間
潮風に心を委ねて 海を肌で感じ続けましょう
あなたの人生が この風の中にすべてあるのだということを
思い出しましょう
瞑想で海のリズムを作りだす|海と一体化する自分
間
視覚と聴覚と触覚の様々な感覚で
海を感じて
海のリズムにあなたの心をチューニング(調律)しましょう
今日 この場に来るまでに起こったこと
これからおこるであろうこと
それらの 出来事から離れて
今 あなたは生命本来の波の上に浮かんでいます
そのリズムをいつも忘れないでおきましょう
必要な時に いつでもそのリズムを
自分の中に創り出しましょう
そうすることで人生はいつも新鮮でウキウキするものになっていくのです
あなたが安心して 充実して 期待に満ちて生きていくために
この 心の中の 永遠の海の姿とそのリズムを忘れないでおきましょう
いつでも造り出せるようにしておきましょう
終わり
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