【2025/10/30メルマガ】瞑想中に見えて来る光について
今日は「瞑想中にまぶたの裏に見える光」について少しお話しします。自律訓練法の瞑想をしていると、ある段階で──
目を閉じているのに、まぶたの裏に淡い光が見えてくることがあります。
最初はぼんやりした白や金色の光。
そして瞑想が深まるにつれて、その光がゆらぎ、動き、形を持ち始める。不思議なことに、この光の鮮明度は瞑想の深まりと比例していきます。
つまり、光は「自律性の象徴」なのです。おそらく、自律神経主導で生命活動が整い、脳の中で微細な電気的変化が起こることで、
その反応が光として知覚されるのでしょう。やがて光は“入口”となり、
人の姿、風景、映画のような映像──と、
潜在意識の世界が少しずつ視覚化されていきます。

これは古くから「丹光」と呼ばれてきた現象です。では、この光はどの段階で見えるようになるのでしょう?
実は人それぞれ違います。手が焚き火にあたるように温かくなった時に見える人、
お腹の温感が満ちてきた時に見える人、
額が涼しくなって初めて光が現れる人もいます。つまり、脳が“瞑想状態に十分入った”と判断した瞬間に光が現れるのです。そして逆もまた真なり。
光が見えた瞬間、温感や涼感が訪れ、心身が心地よく整っていくこともあります。もともと自律訓練法は、
「催眠状態のとき、身体がどのような状態にあるか」から逆算して作られた技法です。
温感・涼感・呼吸感・重感……
それらを通じて“心が心地よい状態”へと誘う。そして今、光の体験はその延長線上にあります。
心が静まり、生命が自然に動き始めたとき、光はあなたの内側から立ち上がる。それが、潜在意識があなたに「今、整っている」と告げるサインなのです。静かな時間に、ぜひまぶたの裏の光を観察してみてください。
それはあなたの心が深く調和している証拠です🌙
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