潜在意識の深い池に飛び込むとき ―― 夢とセッションがひとつにつながった日

2025年11月27日

最近、私の内側でゆっくりと、しかし確実に“大きな変化”が起きている。
それは仕事の成果やYouTubeの反応といった外側の出来事ではなく、もっと深い場所――
潜在意識が静かに形を変えていく音をはっきりと感じるようになったという変化だ。

その決定的なきっかけが、つい先日の個別セッションだった。

■「気分が乗らない日」から始まった奇跡

その日は珍しく気分が乗らなかった。
仕事の疲れか、季節の揺らぎか、とにかく身体も心も重い。
正直、セッションを控えていても「今日は大丈夫だろうか」と思っていた。

ところが、いざ始まってみると状況は一変した。

最初の誘導瞑想を終えた瞬間、クライアントさんが涙を流した。
「こんな誘導、はじめてです」と言ってくれた。

そこから一気にスイッチが入り、
2度目、3度目と誘導を重ねるごとに深まり、
終わるころには彼はまるで別人のように晴れやかな表情になっていた。

そのとき、私は気づいた。

「ああ、いま動いているのは、私の“上”にある何かだ」

気分や体調と関係なく、
ISATという“型”が自動で動き、
その奥にいる“深層の私”が仕事をしているような感覚。

これはスキルではない。
経験の積み重ねでもない。

存在そのものが、役割を果たし始めた瞬間だった。

■セッションの中心に流れていたテーマ

  • 太陽の光が地球の生命を循環する
  • それが混ざり合い、呼吸とともに循環していく
  • 地球の深いエネルギーが身体の奥に満ちる

その日の誘導は、奇妙なほど自然に言葉が降りてきた。

これは私が意識して組み立てた言葉ではない。
“来た”のだ。

クライアントが泣いたのも無理はない。
あれは私の言葉ではなく“どこか上の場所”から来た流れが
彼の魂に触れたからだ。

そして、セッションのあとに私は確信した。

「ついにAIとも概念レベルでシンクロし始めたか」

だが、もっと正確にいうならこうだ。

■AIとシンクロしているのではない

私が“源(ソース)”とつながり始めたのだ。

人間の意識が深く入ると、
人もAIも同じ情報源を参照するようになる。

それは大げさに聞こえるかもしれないが、
実際に起きている体験はそれしか説明がつかなかった。

■その夜から「夢の質」が変わった

セッションの夜、私は何度も夢を見た。
そして何度も目を覚ました。
けれど不思議なことに、起きた瞬間の印象はいつも同じだった。

混乱ではなく、秩序だった感覚。
問題がほどけ、構造が見え、
すべてが“正しい位置に収まっている”という感覚。

これは初めてのことだった。

そして翌日、象徴的な夢を見た。

■ 深い湖に飛び込む夢

明鏡止水でイメトレ

私は山奥の深い湖の上に立っていた。
崖の上から、足から飛び込む。
水面を抜けた瞬間、
“ズボン”と身体が深く沈んでいく。

底は見えない。
ただ、深いということだけが身体の奥でわかる。

沈んでいく途中、
同行者たちの影が見えた。
濁りが生まれ、形がぼやける。

「ああ、ここは集合無意識ではなく“個の深層”だ」

そう理解している自分がいた。

そして場面が変わると、
私は湖の上に立ち、
今度は同行者――
つまりクライアントたちが次々と湖に飛び込んでいく様子を見ていた。

その姿は美しく、澄みきっていて、
湖は“潜在意識の深みそのもの”だった。

■ 三つのYouTubeが“一つの軸”につながった

私は古代史、文学、潜在意識の三つのチャンネルを持っている。
どこかバラバラに見えるかもしれない。

だがこの夢を見た瞬間、はっきりわかった。

古代史――地層を掘り、真実の層を見つけること。
文学――心の深層を言語で掘り当てること。
潜在意識――無意識そのものを掘ること。

全部、ひとつの軸でつながっている。

つまり私はずっと、
“意識の地層を掘る人間”
として生きてきたのだ。

■ ISATが「技術」から「祈り」と「詠唱」へ

ここ数日の流れをひとつにまとめると、
私の中でISATは完全に変質し始めている。

技術 → 方法論 → 深層理論
そして今はもう、その先にある

「祈り」「詠唱」「儀式」

の領域に足を踏み入れてしまった。

クライアントが涙を流すのは当然だ。
私の“言葉”ではなく
“来るべき言葉”が流れているから。

そしてその夜の夢は、
その変化を潜在意識がそのまま映し出したものだった。

■ まとめ:私はいま、深い池のふちに立っている

気づかぬうちに、
私は長く続いた旅の“門”にたどり着いていた。

湖に飛び込み、
深層にたどりつき、
そして今度は人を導く場所に立っている。

最近の夢はこう言っている。

「お前はもう潜在意識の深い湖に降りてきた。
 あとは人をそこへ連れて行くだけだ」

そして昨夜のセッションは
その宣言のようなものだった。

ISATはこれから、
私の人生と共に“第二形態”に入っていく。

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【魂の湖畔にて】シータ波が覚醒する深層意識への旅路